2007年08月18日

館山中村屋

館山中村屋
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住所 館山市北条1882
TEL 0470-23-2133
営業時間 6:40〜18:30
   (2F喫茶部は9:00〜17:30)
定休日 火曜日
駐車場 近隣3ヶ所


JR館山駅から歩いてすぐのところにあるパン屋さん。
地元民には「中パン」の名で親しまれています。
私の出身高の購買部にはいつも「中パン」のパンが入ってました。

最近、うちのブログに「館山中村屋」関連の検索で来る人がたまにいるので、久々に私も中パンのパン買ってみました。
まずは特製あんパン(155円)
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割るとこんな感じ。
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あとはぶどうパン(125円)。
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割るとこんな感じ。
なぜかレーズンが真ん中に凝縮されている。
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あんパン、ぶどうパンともに、特徴的なのはパン生地のしっかりしたお味です。
香ばしいパンの風味がなかなかイイ感じ。
館山を出て以来あんまり中パンのパン食べてなかったけど、結構おいしかったんだねぇ。
そりゃー先日の「ちばスィーツフェスティバル」で大行列ができる訳だわ。

他にも惣菜パンだの食パンだの、結構たくさんございます。
あと、ここは洋菓子も売っていて、昔はここでバースディケーキを頼んだりしたものです。
私は食べたことがないが「ロシアケーキ」も名物商品のひとつらしい。
館山中村屋さんは、楽天にもショップをお持ちです。
そこからロシアケーキやパン各種が注文できるようですので、一度見てみてくださいませ。

館山中村屋(楽天ショップ)

ロシアケーキ進物用詰め合わせ(15個入り)
(※H20.06.26現在、楽天ショップは閉店/詳細は下記追記参照)

2Fには「喫茶部」があります。
店内はレジで先に会計して番号札をテーブルにもってって待つ、ちょっとしたファーストフード風。
とはいえ、店内は昭和のにほひ漂う「古い喫茶店」然とした佇まい。

ここの名物メニューは「チキンバスケット」。
子供の頃、電車待ちの時間調整でママンとよく食べたものです。
先日、ふらりと食べに行った時の写真がコレ。
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ふっくらとしたロールパン(バター付)。
さっくさくの衣の鶏の唐揚げ。
敷いてあるレタスときゅうり、トマトのくし切り(マヨネーズ付)。
「チキンバスケット」は、私が子供の頃から全くと言っていいほど変わってませんでした。
私にとっては、思い出の懐かしい味ですね。
たぶん南房総出身者の中には、同じ思いの人がたくさんいるんじゃないかな。

余談ですが、今回紹介するに当たって写真を撮ろうとお店の前に来たところ、奇妙な違和感が。
「あれ?」と思ってよく見たら、以前はあった公衆電話が撤去されておりました。
昔、まだ携帯電話が普及していなかった頃はよくそこの公衆電話から実家に電話したものでしたが…
時代は少しずつ変わっていくんですなぁ。


【H20.06.26追記あり↓】
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2007年06月05日

南房総エリアの街灯

現在は「平成の大合併」で大半の町村が消えてしまった南房総市ですが、一部のエリアには今でもはっきり旧町村の境界線がわかる指標があります。
それは街灯。

現在は南房総市になってしまった4つの町の例をお見せしましょう。
これは旧白浜町。
旧白浜町街灯
白浜町のシンボル、野島埼灯台を模した街灯です。
青い空によく映えます。
車窓からの撮影のため、一部写りこみがあるのが残念。

ちょっと写真が遠いんですが、こちらは旧富浦町。
旧富浦町街灯
「枇杷の里」を標榜する富浦ならではの、枇杷の実を模した街灯。

更にこちらは旧富山町。
旧富山町街灯
これまた写真が遠くてすんません(´・ω・`)
花卉農家が多いエリアですが、その中でも町の花である水仙をデザインに採用しているようです。

こちらは旧千倉町。
旧千倉町街灯
南房総市のホームページによれば「スズラン」がモチーフとのこと。
上記の3つに比べて若干こじつけくさいなぁ。
千倉町は南房総の中でも「花畑エリア」として有名ですが、どうせお花モチーフなら、名産のストックやキンギョソウにすべきだったんじゃないかと。

そのほか、新制鴨川市(旧鴨川市と天津小湊町が合併した)の場合、
旧鴨川市:カモメとヨット(マリンスポーツのイメージ?)
旧天津小湊町:タイ(鯛の浦から?)
というデザイン街灯をつけていたので、合併後も一目瞭然だったりします(笑)
また、旧丸山町の「風車」をデザインした街灯もありますが、これらの街灯は写真がないのでご勘弁(´・ω・`)
丸山町にはあちこちに小さな風車がありますが、あれはかつて水はけがよすぎる砂地の田んぼに水を引いていた灌漑用風車のレプリカなのだそうだ。
事前知識ナシで見ると「何コレ」的な佇まいですが、あれも単なる西洋趣味ではないんですってよ。
あと、旧三芳村も「スズラン」がモチーフらしいです。
但し、旧三芳村のデザインも旧千倉町同様、「スズラン」というには些か無理がある気がする・・・

ここに乗せられなかった街灯のいくつかは、南房総市のホームページに掲載がありますので、気になる方はどうぞ。
南房総をご訪問の際は、ぜひ街灯なんかも眺めてやって下さいませ。

とはいえ、私の知る限り、旧和田町・鋸南町・館山市にはそういうデザイン街灯はなさそう。
(ご存知の方いらしたら教えてください)
旧和田町は「くじら街灯」、鋸南町は「見返り美人街灯」、館山市は「八犬伝街灯」とかあってもよさげなんだがなぁ。
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2007年05月30日

ゆったりたっぷりのんびり…できない話

18金のホテル浴槽が盗難、時価1億2000万円
5月30日13時58分配信 読売新聞
 30日午前9時ごろ、千葉県鴨川市内浦の「小湊ホテル三日月」(並木●二総支配人)から、10階の男性用共同浴場に設置されていた「黄金風呂」と呼ばれる18金製の浴槽(重さ約50キロ、時価約1億2000万円)が盗まれたと110番通報があった。(●は木ヘンに「貞」)

 浴槽は浴場内の一角にガラス戸で囲われ施錠されていたが、入り口の引き戸の取っ手に巻かれていた鎖が切断されていたという。千葉県警鴨川署が窃盗事件として捜査している。

 調べによると、従業員が同日午前2時ごろ、男湯と女湯の浴場を交換する作業を行った際には浴槽はあったという。巡回に来た従業員がなくなっているのに気づいた。


Yahoo! ニュースの見出しを見て「もしや!」と思ったら、やっぱりホテル三日月か・・・・・・
木更津の「竜宮城」にある黄金風呂の写真は何度か見かけたことがあったけど、1億2千万の浴槽置くからにはそれなりのセキュリティが講じられているとばかり思ってたよ。
巡回に来た従業員が発見したってことは、防犯カメラとかそういうのもなかったってこと?
「お風呂」って場所柄、ノゾキもどきの防犯カメラなんか設置できない、のかもしれないが、ちょっと管理が杜撰だったんじゃあないかね(´・ω・`)

っていうか、「龍宮城」にしかないのかと思ってたら、ホテル三日月全部にあったのね。
ぐぐったら、導入当初の記事が出てきました。

1億2000万円の「黄金風呂」をホテル3館に設置、ホテル三日月
2005年6月29日(Nikkei BPnet)
 ホテル三日月グループでは6月29日、温泉付きリゾートホテル3館の大浴場に、18金製の浴槽「黄金風呂」を設置すると発表した。1個の価格は1億2000万円という。

 6月30日より千葉県内にある「龍宮城スパ・ホテル三日月」「勝浦ホテル三日月」「小湊ホテル三日月」の男湯/女湯に合計6個を順次設置。それぞれ「乙姫様の湯」「お殿様の湯」など、ホテルのコンセプトやイメージにあわせた愛称を付けて、随時一般利用客に提供する。


えっ、1個盗まれても、まだ5個も残ってるのかよ!

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【追記】
更に、地元紙「房日新聞」が、より詳細な記事を掲載しました。

1億2000万円の「黄金風呂」盗難 小湊ホテル三日月
07年05月30日20時05分(房日新聞)
同ホテルの斉藤彌一営業支配人によると、盗まれた浴槽は、縦71センチ、横 121センチ、高さ65センチで、重さは80キロ。同ホテルには平成17年10月から、男性用と女性用に1基ずつが設置されている。各系列ホテルにもあり、当初は有料だったが、利用者10万人を突破した記念で、2か月ほど前から毎日午後3時から6時まで無料とし、さらに人気を集めていたという。

 浴場は2つあり、男女を入れ替えるための作業をこの日も午前2時から3時ごろに実施。その段階までは浴槽を確認しているという。チェーンでの施錠のほかに、センサーでの警報装置も設置されていたが「まさかというのが正直な気持ち。戻ってくることを願いたい」と斉藤営業支配人。
(一部抜粋)

こちらの記事には、盗まれた浴槽と同じものの写真があります。
地元紙だけあって、状況説明も非常に細かいですね。

センサー警報装置あったんだ…
でも全く役に立ってないし…
10階から浴槽まるまる持って行く、という大胆ぶりから「内部犯行説」なんかも囁かれているようですが「房州人はアバラが1本足りない」と言われるくらいノホホンなお国柄でそれはちょっと考えたくないなぁ。
ところで、冒頭の読売の記事と浴槽の重量がかなり違いますが。
80キロと50キロじゃあずいぶん違うぞ。


すっかり忘れてたが、ちょっと前にも金の盗難ありましたねそういえば。

2億円相当の金塊、白昼堂々盗まれる 岐阜・高山
2007年03月18日23時08分 asahi.com

物騒な世の中でございます。
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2007年03月08日

万葉軒の「豊千」

千葉には「万葉軒」という駅弁屋さんがあります。
千葉駅の大半のホームと連絡通路に駅弁コーナーを持っていて、毎日それを横目に通勤しつつ「いつかお弁当として会社に持って行ってやるー」と思ってたり(笑)。

さて。
最近話題の「ちばデスティネーションキャンペーン」。
千葉の駅弁屋、万葉軒が黙っているはずもありません。
という訳で、3種類の「ちばDC限定駅弁」が作られました。
・「豊千(ほうせん)」900円
・「春うらら」1,000円
・「魚い千葉(うおいちば)」1,200円
と、やっぱり駅弁ならではのお値段。
でもまぁせっかく期間限定だし、試してみようかと。

駅弁コーナーの前でさんざんウロウロした挙句、最後の1個だった「豊千」をゲット。
「豊千」すなわち「豊な千葉」。
「豊千」にした決め手は、「県内老舗業者とのコラボ」を謳っていた点です。

帰宅後、いそいそと記念撮影。
豊千1
なんとも立派な外観。
掛け紙には、千葉県の地図の上に、使われている業者さんの名前とマークが所在地に書き込まれてます。
中には「お品書き」まで入っている熱の入れよう。

豊千(ほうせん)
地元千葉県で獲れる山海物や地元老舗の逸品、名産品を使用し、郷土色あるお弁当に仕上げました。
県内各地の逸品、名産品をご賞味下さい
(「お品書」より抜粋)


いいですねー、なんかワクワク♪

いただきまーす♪
豊千2
赤紫色に見えるごはんは東庄町の「あかね米」なるおこわで、もち米、うるち米、黒米を配合したものだとか。
黒米の食感がプチプチ、もち米もちもちで、なかなかいい感じ。

右上にあるグラタンみたいなのが「伊勢海老のテルミドール」。
お弁当の価格からも、エビ自体はわりとぽっちりしか入ってませんが、歯ごたえぷりぷり。
あとは細かくいろんなものが入ってて、ちょっとずつたくさんのものを味わう感じ。
佐倉の「ヤマニ味噌」の味噌を使った味噌焼きとか、酒々井の酒蔵「飯沼本家」の酒粕を使った鯛の酒粕焼きとか、館山の「コミヤ味工」の玉黄金らっきょうとかね。
豊千3

野田の窪田味噌醤油産のひしお使用という「高野豆腐のひしお煮付け」は味がしっかりしみていて美味美味。
あと、佐原の岩立商店の「いも茎佃煮」というのは意外にピリ辛シャキシャキな風味でびっくりしましたわ。
「さんが焼き風鯵と鰯のパテ」がどこに入っているのか悩んだけど、文字通りさんが焼き風な練り物でした(笑)
(味噌&生姜味の魚練り物だった)

そのほか「菜の花と浅利のあえもの」とか「房総産太ひじき」とか、千葉っぽい食品をちょこちょこ使ったお品が入ってます。
総じてお味は結構よいと思うです。
900円のお値段分は楽しめた感じ。

これ、たぶん4月末までの限定品なんだよね?
なんかちょっと勿体無いなぁ・・・
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2007年02月14日

いちめんのなのはな

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いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな



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いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな



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いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。



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山村暮鳥の詩集『聖三稜玻璃(せいさんりょうはり)』より「風景 純銀もざいく」です。
菜の花を見るたび、この詩が頭をよぎっていたので、今回初めて出典を調べました。
うちのブログ名が、この詩が収録された詩集と同じ「玻璃」を冠しているのも何かのご縁かしら。

ちなみに、写真は
1枚目:実家の前の菜の花畑
2〜4枚目:富浦「枇杷倶楽部」裏にある菜の花畑
です。
(例によって携帯カメラなので、画質は御容赦を)
菜の花のシーズンに初めて行ったので、あそこにあんなに菜の花畑が広がってるなんて知りませんでしたわ。


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2007年02月13日

房総大渋滞

珍しく3連休、実家でまったり過ごした訳ですが。
まぁ、その間に観光客っぽくSL見に行ったりもしましたが、日常的なお買い物なんかにも行った訳ですよ。

どこ行っても渋滞(´・ω・`)

ごくごく普通の日常生活を送りたいだけなのに。
買い物に行くだけで、混雑する市街地や幹線道路を避けての遠回りルート。
それでも時折渋滞に巻き込まれ、動かないこと甚だしく・・・

なんかいろいろ考えちゃったので、以下グチ畳んどきます。



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2007年02月11日

SL南房総号

両親と見に行ってきました。

千葉県内では1970年に運用を外れたSL。
1989年に一度イベントでやってきたそうですが、あいにく実里さんの記憶にはございません。
ゆえに、今回がSLとの初対面となりました。

まずは、富津市金谷にある「かなや」という料理屋さんの前へ。
ここのお料理自体もおいしいらしいのだが、我々は単なる駐車場間借りに来ただけ。
ここは、国道127号と内房線が海岸沿いを併走するため、車で撮影場所を確保するにはもってこいの場所なのです。

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しかーし、すごい人、人、人。
線路向こうの崖っぷちには、三脚を構えた人が鈴なりです。
あんな場所に三脚抱えて登っていった人の根性には感嘆するばかりですな。

待ってるうちに、各駅がやってきました。
練習で撮影。
070211_1037~0001.jpg

うむー、どうやら柱が邪魔らしい。
という訳で、ちょっとだけ移動。

そうこう言っているうちに、汽笛が遠くから響いてきました。
いやがうえにも高まる期待。

やってきたSL。
デカーΣ(゚Д゚;
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しかし、シャッター早すぎ(´・ω・`)
(この写真は横向きに撮れた画像の左側を切り取ったもの)
それに目の前にいた赤い服のおばちゃんがバッチリ写ってる(´・ω・`)

いつの間にか、隣にいたママンが涙ぐんでました。
どうやら、SLを見て何かこみあげるものがあった模様。


引き続き、今度は富浦の「枇杷倶楽部」近くの陸橋へ。
こちらもすごい人です。
070211_1142~0001.jpg


しかし、またシャッター早すぎ(´・ω・`)
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結局、ややまともな写真を撮れたのは翌日。
亀田ファミリークリニック(旧ニコニコ小売市場館山店)裏で撮ったのが、一番まともと思われます。
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実はこれも、横向き写真の左半分を切り取りました。
(やっぱりシャッター早過ぎた)
それでも、左下には目の前にいた人が目いっぱい手を上げたせいで前の人のデジカメと手が写りこむありさま(´・ω・`)


やっぱりまともなデジカメ欲しいねぇ(´・ω・`)
(今回の写真はすべて携帯撮影です)
しかも、後になってから「携帯カメラにも連続シャッター機能がついていた」ということに気づくというダメっぷり。
(´・ω・`)モットハヤクキヅケ
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2006年11月09日

房州弁(改定版)

実里さんの出身は、言うまでもなく千葉県南部です。
一応首都圏に入ります。
でも、あくまで「一応」。
……「東京駅から最短2時間」のどこが「首都圏」やねん(怒)

で。
田舎に付き物の、方言。
我らが南房総では、俗に「房州弁」と呼ばれる方言がございます。
どこか東北の方言に似た、ちょっと怒ってるようなつっけんどんなしゃべり口が特徴。
初めて聞いた人は「怒ってるの?」とびくつくらしい。

有名どころとしては
 ・「あじょしたお(どうしたんだよ)」
 ・「おいねぇねぇ(まずいねぇ)」
 ・「〜〜してくらっしぇ(〜〜してください)」
などなど。

いつの間にか、Wikipediaの「房州弁」の項目がずいぶん細かい記述になっててびっくりよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%BF%E5%B7%9E%E5%BC%81
近年、お笑い芸人で君津出身のまちゃまちゃが時折ぽろっともらすという話で多少注目を浴びている・・・のか?

家に年寄りがいた人とか、古い集落に住んでいる人なんかはネイティブに房州弁を操れるらしい。
子供の頃通ってたそろばん塾の先生や、中学の時の担任なんかが使ってましたわ。
「げんつぅかっすぞ(げんこつくらわすぞ)」とかって。
我が家は一応両親とも南房総出身者だが、核家族となって新興住宅地に居を構えた都合上、そこで育った私は房州弁は不得手と相成る。
(実家から車で30分の漁村に住んでた祖父の房州弁が聞き取れないほど)

しかし、だ。
房州弁もピンキリ。
我々房州人が「標準語」だと信じて疑っていなかったのに「えっ、標準語じゃないの?!」という単語も時々ある。
その代表的なものが、
・ぞろびく(意味:ずるずる(衣類の裾などを)引きずる)
・おっぺす(意味:押す)
・つっとんがる(意味:尖った様。「とんがる」の最上級)
などなど。
房州弁ではないのかもしれんが、広辞苑に載ってないから標準語でもないらしい。

「ハガチ(意味:ムカデの類)」なんかもそうなのか?
小学生の頃、家でテレビを見てたらハガチに噛まれて、あまりの痛さに泣いたのも懐かしい。
「青なじみ(意味:青アザ)」も最近聞かない。
よく子供の頃、どっかにぶつけてママンに「青なじみ作っちゃって」と言われたものでしたが、それも千葉・茨城エリアの方言らしいぞ。

他にも、微妙なアクセントの違い(所謂「訛り」ですね)は結構あるね。
大学に入学してから、正真正銘の「首都圏」出身の友達に時折アクセントの違いを指摘されて、びっくりしたっけなぁ。
実家にいた頃、テレビとかは全然普通に聞こえてたし、自分が訛ってるっていう認識は全くなかったんですもの。
さすがは東京から最短でも2時間かかる地域。
千葉は広い。

前述のとおり、私は房州弁がしゃべれません。
ただ、響きはかなり耳慣れている。
実家に帰る道筋、東京発の電車やバスなんかで房州弁が聞こえると何だか懐かしくなるのは、ちょっと地方出身者っぽくてよいね(笑)

【追記】
もともとこれは2003年の1月に書かれた記事です。
最近妙に「房州弁」の検索ワードで来る人が多いので、一部追記を入れつつ新しい記事にしました。
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2006年08月16日

夕暮れ

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送り火、墓参り後の帰り道の風景。

明日は千葉エリアに戻ります〜♪
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2006年05月29日

道の駅「富楽里とみやま」

ダーリンと帰省。
帰り道、富津館山道にあるパーキングエリア「富楽里(ふらり)とみやま」に寄りました。
ここは、有料道路のパーキングエリアでありながら、「道の駅」でもあるという変り種。
有料道路からの駐車場と一般道からの駐車場が分かれていて、どっちからも同じ施設を利用できる、と言う次第。
建物自体は木目調のデザインが目を引く、のどかーな佇まいです。

ここに寄った理由は、先日「くじらのたれはまずい!」と言い放った会社のおじさんおよび未食の同僚の皆様用の「くじらのたれ」を買うため。
くじらのたれ、というのは、鯨の肉を特製のタレに漬け込んで干した、「ビーフジャーキークジラ版」みたいなもの。
普通はあぶってから頂くのですが、最近はすぐ食べられるような手軽なパッケージが出ているので、こちらを購入。
便利な世の中になったものじゃ。

【クジラのたれ:そのまま】クジラのたれ!製造元!焼いてあるからすぐに食べられる鯨のジャー...
【クジラのたれ:そのまま】クジラのたれ!製造元!焼いてあるからすぐに食べられる鯨のジャー...


ちょうどお昼時だったので、何か食べよう、ということになった。

ここには食堂も併設されているが、高速側から入ってきたお客の目を引くのは間違いなくこちら。

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入ってすぐのところに、お総菜屋さん2軒、お蕎麦屋さん1軒、牧場のアイスクリーム屋さん1軒が軒を連ねているのです。
特に誘惑してくるのがお総菜屋さん。
それほど広くはないお総菜屋さんの間口に所狭しと並べられたお惣菜が「食べて食べて♪」と誘ってきます。
で、惣菜に魅了された人々が、黒山の人だかり(笑)

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という訳で、お惣菜の誘いに乗りました。
豆腐のフライや、ネギ盛りだくさんのかき揚げなど3点。
さんがのおむすび(←実里さん用)
ごはんとお味噌汁(←ダーリン用)
これだけ買っても600円くらい。
ちなみにごはんとお味噌汁は、お惣菜を買ったら一緒に頼むことができます。
ちょっとした定食風ね。
フードコートのようにテーブルがいくつもあるので、そこで頂きました♪

食後のデザートは勿論アイス。
ダーリンはソフトクリーム(ミルク味)。
実里さんはアイスクリーム(ヨーグルト味)。

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ソフトクリームは、ファクトリーメードではない濃厚なお味。
ヨーグルトアイスも、程よい酸味と甘みのハーモニーが絶妙でございます(*´▽`*)
ふむ、侮れんな富楽里。


しかーし。
せっかく買ったくじらのたれも、月曜に持って行き忘れたらお話になりませんorz
うちの会社のおじさん達は、毎週月曜の夜に会社の中で飲んでいる。
その席に持って行くべく買ったのに、意味ないじゃん(´・ω・`)
来週は来週で会社の外での飲み会だし・・・困った(´・ω・`)ショボーン


余談だが、お総菜屋さんのうち1軒は、昔岩井駅の近くにあった個人商店か?
屋号一緒だし。
(誰に対する問いだよ)
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2006年05月04日

5月の城山

つつじが見頃だというので、両親とまた城山へ。
前回のお花見からまだ1ヶ月くらいしか経ってませんが、再訪です。

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す、すんません。
無駄に写真がでかいです。
イマイチつつじが近くで綺麗に撮れなかったんです(´・ω・`)
つつじも綺麗でしたが、他にもいろいろ楽しめました。


詳細はこちら↓
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2006年05月03日

なめろう(さんが)

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帰省です。
帰ってきたら、ママンがまな板でアジを叩いてました。

アジを叩いて、味噌と生姜とシソのみじん切りを加えて更に混ぜたところがこの写真。
このままだと「なめろう」。
焼くと「さんが」という郷土料理になるのれす。
あったかいごはんと一緒に食べるとウマウマですよ(*´▽`*)
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2006年03月26日

みやげんジャー

帰還。
さてさて、明日からまた仕事(´・ω・`)


館山駅前のお土産屋さんで、何となくお土産物色。

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よくあるご当地キティです。
「千葉びわ」バージョンね。
他にもピーナツバージョンやサーフィンバージョンもございます。


しかし、個人的に笑えたのはこれ。

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房総戦隊みやげんジャー。

ピーナツゴールド。
イチゴレッド。
ビワオレンジ。
ダイバーブルー。
菜の花イエロー。

の5人だそうな。
んで、無論これはイチゴレッドね。

うーん、うまいこと各色見つけたねぇ。
でも「ピーナツゴールド」って、ゴールド?
菜の花と黄色系統がかぶったのでピーナツをゴールドにしたか。
ネタとしてはピーナツゴールドがいちばんおいしかったのだが、あいにくピーナツゴールドだけない。
もしや一番人気?


イチゴレッド、裏返してみます。

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あぁもぉ何ですかこの後ろ頭の「いちご」って文字orz
微妙さ加減爆発ですよもぉ。
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城山公園の桜

という訳で、昨日両親と桜見に行ってきました。
パパンがあまりに誘うので、「どうせちょっとしか咲いてないんだろう」とタカをくくってましたが、予想外に咲いてます。
後で新聞の記事を見たら、どうやら三分咲きくらいだった模様。

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お城もほんのり桜色。


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2006年03月25日

帰省

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実家の前の菜の花です。
わりと綺麗に撮れたので、携帯の壁紙にしてみました(*´▽`*)

今日は両親と一緒に桜見に行ったり。
そのへん、写真もあるので更新は明日以降に。
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2006年03月20日

南房総市誕生

本日、平成18年3月20日。
千葉県安房郡のうち、鋸南町をのぞいた7町村が合併して「南房総市」が誕生いたしました。
既にホームページもあるのね。
http://www.city.minamiboso.chiba.jp/

市章は、7つの地域を花びら7枚になぞらえたもの。
シンプルな感じでなかなか可愛らしいね。
他の市や町がのちのち合併したら花びらの枚数増えるんだろうか?

そして、つくづく形悪いなぁ南房総市。
房総半島の南端が、館山市の形だけぽっかり抜けてる格好ですな。

このエリアで十代後半まで育った身としては、合併って非常に複雑。
しかも、合併までの道のりが決して平坦なものではなかったこと(そしておそらくまだまだ問題は山積みであろうこと)を考えると、正直先行き不安です。
なんてったって、故郷ですからね。

いろいろ思うところはありますが、とりあえず我らが故郷が寂れていかないことを切に願うばかりですわ。
H18.05.06追記
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2006年02月28日

枇杷スコーン

060228_1740~0001.jpg

先日、富浦の道の駅「枇杷倶楽部」にて買ってまいりました。
パッケージにも「枇杷倶楽部」のロゴとともに「南房総の豊かな恵み」の文字が印刷されている。
一緒に枇杷ジャムも入ってました。
ついでに、一緒に売ってた「枇杷クローテッドクリーム」も買っちゃいました。
おしゃれ♪

てな訳で、もごもごしながら、何気なく袋を裏返してみた。
と、原材料などを表記したシール発見。

販売元:(株)とみうら枇杷倶楽部

これはいい。
問題はその後。

製造者:ムッシュエム
西東京市(以下住所略)



・・・・・・・・・・え。
富浦で作ってるんじゃないの!?






ムッシュエムさんの名誉のためにひとこと。
検索してみたところ、こちらは西東京地域のあちこちに店舗を持った、普通のお菓子屋さんのようです。
http://www.monsieur-m.com/

この商品、おそらく枇杷倶楽部で外注に出しているのでしょう。
だって、パッケージにはちゃんと「枇杷倶楽部」の文字が印刷されてるもの。
シールを張り替えるだけでどこのお土産品にもなるクッキーとは、根本的に違います。
よく見なかった私が悪いのです、ハイ(´・ω・`)


数年前、丸山町のローズマリー公園で買ったローズウォーターがカリス成城の商品だったことをふと思い出しましたわ。
それだって裏返せば「カリス成城」ってちゃんと書いてあったのよね。
くすんくすん(´・ω・`)
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posted by 実里 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 南房総 | 更新情報をチェックする

2006年02月05日

花きりん

060205_1149~0001.jpg

館山駅前には、こんなのもある。
パンジー(たぶん)などの小さい鉢で飾られたきりんさん。
うわー写真ヘボ(´・ω・`)
隣に写ってるのは、同じように花で飾られた「花かまくら」。
そちらは、中に入って写真が撮れるのだ。
このへんは、観光客用ですな。

060205_1150~0001.jpg

こんな感じ。
花かまくらは、写真の裏側に入り口があるのです。


南房総、この時期になると「一足早い春の訪れ」とか言ってるけど、実際それほど東京と変わらんよ。
菜の花が2月に当たり前に咲いてるあたりは間違ってないのかもしれんが。
(小学生時代、テストで菜の花の咲く季節を「冬」と書いて×をもらった友達あり)

ただ、やっぱり今年は寒いかも。
菜の花も、ちょっと例年より遅い気がするし。

また来るよぉ(^_^)/
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posted by 実里 at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 南房総 | 更新情報をチェックする

富士山?

image/misato-hari-2006-02-05T12:39:53-1.jpg

館山駅から東京湾を望む。
ほんとなら、水平線の雲があるあたりに富士山が見えるのです。
残念ながら今日は、山麓の雲で富士山の裾野しか拝めませんでした(´・ω・`)

高校の頃は、通学の自転車や学校の廊下から富士山をよく見かけたものでしたわ。
懐かしいねぇ(*´▽`*)

只今千葉行き各駅電車に乗車中。
なんか知らないけど10分遅れてるし。
車内放送で謝罪するなら、遅延の理由も教えてくれよ(´・ω・`)
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2006年01月08日

アワビとサザエの贅沢カレー

PA0_0032.JPG

冬休みに帰省していたダーリンの実家からの頂きモノで、カレーです。
お肉の代わりに、頂いたアワビとサザエを豪快にぶち込んだ一品。
ぶつ切りのアワビも噛みごたえ満点。
貝のうまみたっぷりでウマー(*´ー`)
残ったカレーも、明日以降に味がしみこんでウマーなんだろうなぁ♪

いくら南房総出身とはいえ、こんなことができるのは、身内に漁業権を持っているおうちだけ。
ダーリンのパパンさまさまでございます。

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南房総は、知る人ぞ知る魚介類の宝庫。
内房側は海苔やアサリ、ハマグリあたりが主かしら?
外房の岩場ではアワビやサザエ、岩ガキといった磯モノが名物。
実はさりげなくイセエビなんかも獲れちゃいますが、房総で獲れても「伊勢」エビの謎(笑)

【いせえび800g】南房総の”伊勢えび”は甘くて美味しい!!送料・税・代金引換手数料無料!

↑は「ハクダイ食品」という千倉町の企業の楽天ショップの商品です。
ここはもともとクジラの加工・販売をしていて、千倉町に「白鯨亭」という鯨料理のお店も持っている、結構地元ではメジャーな業者さんです。

ここで有名なのは「くじらのたれ」という食べ物。
近所のお店で、よくここの「くじらのたれ」買ったなぁ。
ついでにここの「くじらのたれ」も紹介しておきますか。

【わらタレ2・味タレ2・そのまま2】鯨のたれ”もいろいろな製法があります。ソフトタイプ・硬め...

鯨の肉を秘伝のたれに漬け込み天日で干したものです。いわば「鯨の干し肉」「鯨ジャーキー」と言ったところでしょう。
(「よくある質問」より抜粋)

これも火にあぶって食べるとウマイのです。
昔はもっと安かったんですが、調査捕鯨のクジラしか食べられなくなってから、ものすごく手が届きにくくなりましたね(´・ω・`)
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