前々から行ってみたかった築地市場、今回初の訪問です。
新橋で10時半に待ち合わせし、汐留から大江戸線経由で築地市場駅。
降りると、周りに「東京観光です〜」と言わんばかりに「東京」のガイドブックを手にした人などもいて、なるほどやっぱり築地は東京の立派な観光地な訳で。
なんて偉そうな口を聞いている私とて、道を知っている緋女ちゃんの後をついていくばかりなので、ガイドブック持参の人とそれほど差があるわけではありませぬ……
まずは場外市場から。
この時時刻は11時を少し回った頃。
予想以上に、一般の人々でごった返してます。
ここで、ちょうどテリー伊藤のお兄さんがやっているという玉子焼き屋さんを発見するも、かなりの混雑。
ゆえにそのままスルーして、そのちょっと先にあった「大定」さんが試食販売をしていたのにつられて「大定」さんの玉子焼きを購入。
夜までぶら下げていて大丈夫かな、と不安だったのですが「夜までなら大丈夫ですよ」と言われたので、バニーちゃんとふたりして「つきじ野」という定番玉子焼きを買いました。
ちなみにこちらがその「つきじ野」(内容量580g/590円)です。
見た目かなりいかついですが、ふんわりした食感で、甘すぎず辛すぎず。
ダーリンにも「飛びぬけて美味、という訳ではないけど、味が程よくてどんどん食べられる」と好評。
あっという間になくなってしまいました(笑)
さて、ここでそろそろごはん時。
場外を抜けてちょっと人が減ったあたりで、小さな丼屋さん発見。
ちょっと悩んだものの、だいぶお腹も減っていたのでそのまま入店です。
迷った結果、私は日替わり丼の海鮮とろろ丼を頂きました。
お腹も満たされたところで、今度は場内市場の見学です。
既に12時を回っており、道端には、今日の仕事も終わったと思しき市場のお父さんたちが思い思いにくつろぐ様子も見られます。
その一方、お食事処の混雑が半端じゃありませんΣ(゜д゜lll)
うーん、先にごはん食べといてよかった……
ちなみに、築地市場の場内には「吉野家」の一番店も元気に営業中。
ダーリンによれば、あのBSE騒動の時も休まず牛丼を出していた数少ない店のひとつだそうな。
もちろん場内はお食事処がメインな訳ではありません。
乾物だったり調味料だったり厨房用品だったり刃物だったり、いかにも市場向けなものを売っているお店も多々あります。
バニーちゃんは、「からいもの屋」というその名もズバリな香辛料屋さんで、辛いスナックとかいろいろ買っていました。
「築地市場」は豊洲に移転する予定がある、と聞いていますが、どうなのでしょう。
まずはウォーターフロントのビル達と市場のミスマッチな雰囲気をパチリ。
さくっと場内を出た後は、すぐ近くにあった「築地銀座波除稲荷神社」へも詣でてみました。
大きな獅子の頭にびっくりしつつ、面白いのは「玉子塚」と「すし塚」。
なるほど、築地らしいものが祭られているものです。
改めて場外市場のあちこちを散策。
一般の人向けの品を売っているのは、ほとんど場外ですな。
やはり多いのは海産品。生ものはもとより、昆布などの乾物屋さんがたくさん軒を連ねています。
個人的には「ちょっと広いアメ横」というイメージかな。
ただ、やはり混雑は半端じゃないので、懐にはご注意下さいませ。
今度はその先にある築地本願寺へ。
本願寺も、初めて見たときはその名と建物とのインパクトに仰天したものです。
今回初めて中に入ってお参りしましたが、パイプオルガンのあるお寺って謎。
今回のメインは、築地本願寺の敷地内にある「Cafe de Shinran」。
入り口では、しっかり親鸞聖人がお出迎えして下さいます。
「仏の教えはロハス」という壮大なテーマで営業しているカフェで、メニューにも「精進料理」のコースがあったりするすごいところです。
とりあえずお食事も終わっている我々は、お茶休憩でまったりと。
これはキャラメルマキアート。
背後のプリントは、テーブルにあった「Cafe de Shinran通信」です。
「仏の一言 自然清和」だそうで。
うーん、カフェと仏、すごい調和です。
ここで移動。
今度は、門前仲町。
実は今回のツアーは、緋女ちゃんが引っ越した先がこのへんのエリアだったことがそもそもの発端。
門前仲町から緋女ちゃんの新居までの間にあるのが、かの有名な深川不動尊。
成田山新勝寺を勧請して建てられた、成田山の別院です。
先日成田山へ行ったばかりで別院に足を踏み入れることになるとは思いませなんだ。
それより何より驚いたのは、本殿の真後ろに首都高が走ってることですな。
お不動様も、さぞやうるさかろうに……
深川不動尊は、成田山新勝寺とはだいぶ趣が違います。
内仏殿という建物に履物を脱いで入ると、中はさながら「お不動様の美術館」でございます。
仏像が無数に安置されており、なかなか壮観。
中には四国八十八箇所札所の砂とご本尊のお姿が並んだ部屋があり、手軽に八十八箇所が廻れるという趣向とのこと。
ひとつずつご本尊の真言(ご本尊の下にカタカナで書かれている)を読みながらお参りすると、結構ヘトヘトになりました。
すぐ隣の富岡八幡宮も行ってみましたが、境内でフリマが開かれていてびっくり。
フリマ、とはいえ、場所柄からか、かなり骨董テイストなものが多かったのも気になりました。
その後、富岡八幡宮から歩いて数分の緋女ちゃんの新居ご訪問。
私には到底真似のできない「スタイリッシュなキャリアウーマンのお部屋」でした(憧)
日暮れまで語り合った後、夕飯でまた語り合い。
今のコイバナもさることながら、やはり盛り上がるのは昔話。
学生時代の「今だからできる話」などもポロっと出て、笑ったり怒ったり、かなり濃密な時間を過ごしました。
「次回はお泊りで!」なんて話もちらほら。
もしかしたら、次回は実里さんのホーム(?)、南房総の「ホテル三日月」の黄金風呂に入る旅などになるかもしれませぬ。
まずは楽しい一日でした♪
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