
新郎・新婦と我々は、高校時代の同級生。
高校時代は全くそんな気配が微塵もなかったのに、いつの間にやらこの晴れの日を迎えることになったのであります。
過程はどうあれ、めでたいことには変わりない。
嬉々としてお呼ばれです。
会場は、横浜はみなとみらいにあるオサレな結婚式場。
しかも、実里さんは新婦側受付・ダーリンは新郎側余興を頼まれています。
自慢じゃないが、受付なんて不祝儀な時にしかやったことがない実里さん。
やっぱ結婚式の受付ともなれば、それなりに身なりを整えてかなきゃまずかろう。
という訳で、早起きして美容院へ行って、がっちりパーティー用にアップ・メイクしてもらいました。

ダーリンには「パイナップル」と評されたアップの後ろ頭です(´・ω・`)
ちなみにメイクは、普段の実里さんからはありえないくらい目力バリバリな仕上がりとなりました。
「アップやメイクくらい自分でできるし」という方もおられましょうが、美的スキルに欠ける私にはムリ(´・ω・`)
「手だって受付だから見られるし」と思い、せめてネイルくらいは自前で。

結局ネイルチップにポリッシュを1色塗りし、上に既成シールを張っただけの代物。
でも、ここまで気合入れなくてもよかったかもなぁ…
ちょっと遅刻気味でしたが、同じ高校時代の友達と一緒だった受付も、無事終了。
用意された席に着くと、テーブルの装花がとっても南房総チックでした。

写真ではわかりづらいですが、青い円柱状の花瓶にヤシが生けられ、その周りにはポピーと菜の花が。
更に花瓶の足元は、よく見ると白い珊瑚が敷かれているのです。

メインテーブルの両脇には大きなヤシの木が置かれ、無論メインテーブルにもポピーと菜の花が飾られておりました。
新郎・新婦とも南房総出身のための演出だったんでせうか。
BGMは、新婦の大学時代の知人によるジャズ演奏つきです。
何とかダーリンの余興もそれなりの形となり、新婦側の余興もあり。
最後、新婦のピアノ&歌、新郎のギターで1曲。
もともと新郎新婦の出会いのきっかけは、高校時代の部活動。
新婦や私が活動していた音楽部(合唱部)と、新郎が活動していたギター部との練習場所が目と鼻の先だったのです。
新郎はその後、男子の足りない我々音楽部手伝いを引き受けてくれたこともあって、わりあい仲良くなりました。
(余談ですが、この頃から新郎とうちのダーリンとは仲良しで、いつも二人でバカ話しては笑ってました)
新婦は、友達の結婚式では必ず余興で弾き語りを頼まれる程度の力量を持った子でしたが、かねてから「自分の結婚式でも歌うよ」と言っていたとおりとなりました。
曲目は、竹内まりやの「人生の扉」。
※協和発酵のCMで流れている曲です。
満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
何かしんみりとさせられました。
宴の途中で引出物が足元に届けられましたが、その中で「受付のお礼」として、テーブル装花と同じ花が私の元に届けられました。
持ち帰った後は、グリーンから早速生け直し。
といっても、ちょうどいい花瓶がないのでとりあえずジュースの空き瓶ですが(笑)

メインテーブルに写真を撮りに行ったとき、ダーリンと新郎があまりにいつもの調子で冗談を言い合っていたのがちょっと笑えました。
新郎・新婦とも友達、という結婚式はあんまり多くはないので、結構楽しかったです(*´▽`*)
末永くお幸せに…

***お食事データ***
オリジナルサーモンとクリームチーズのミルフィーユ仕立てをレモンクリームソースで

サーモンとクリームチーズの取り合わせがウマー。
画面左の丸いものはさくらんぼ? 謎。
金色に輝くコンソメスープにスティックパイを添えて

最初「スティックパイ」の存在に気づかず。どうやらつけて食べるらしいが、個人的には別々に食べたほうが好き。
浮いているものはクルトンと思いきや、謎の食感。
貧乏人のオイラの貧困イメージからは、「乾燥豆腐」しか浮かばず……
真鯛の低温ロースト
色あざやかなリゾーニとグリーンアスパラガスを添えて

鯛の下のピンク色のものが「リゾーニ」らしいです。
当初ミンチ肉の系統かと思ったらごはんつぶのような味がしたので「炭水化物の味がする」と言ったら、隣にいた友達に「そんな化学的な言い方しないの」とたしなめられました(´・ω・`)
「リゾーニ」とは「お米型のパスタ」のことらしいので、あながち間違いではないかも(笑)
オレンジのシャーベット

シャーベットウマー。
(これは魚料理と肉料理の間の口直しらしい)
フォアグラを包んだ仔羊のオレガノ風味ローストに旬の大地の恵みを添えて

フォアグラ!
人生でフォアグラって、食べる機会そんなにないよなぁ。
……が、この頃には既にだいぶお腹いっぱいになっていて、半分くらい残したような…
季節の取り合わせサラダ
(写真ナシ)
肉料理とほぼ同時に来たので、写真取り忘れ。
丸テーブルで皿がたくさんあると、どれが自分の皿かわからなくなるよ(´・ω・`)
(↑うっかり隣の友達の皿をつつこうとして怒られた人)
カシスとパッションフルーツのムースにバニラアイスクリームを添えて
コーヒー、プティフール

コーヒーの写真はありませんが、左端の黒いのがプティフール(小さな焼き菓子)。
ここで新郎新婦の両親への花束贈呈となったのでそちらに気を取られていたら、見事にバニラアイスクリームが溶けました(´・ω・`)
ムースもかなりおいしかったのですが、花束贈呈が終わったらお開きとなってしまい、半分以上残す羽目になったのが非常に心残り(´・ω・`)
全体的に、非常に立派なフルコースでございました。
こういうお料理は、庶民のワタクシとしましては結婚式にでも出ないと口にする機会はございません。
ごちそうさまでした<(_ _)>
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