ねこ鍋―みちのく猫ものがたり | |
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昨今、巷で流行の「ねこ鍋」の本です。
写真だけで、もっと薄くてもっと安い本もありますが、個人的にはこちらの本の方が好き。
川辺に流れ着いたダンボールから拾われた4匹の子猫と、もともと作者の家にいた2匹の猫さん達の写真をメインに「猫のいる生活」が綴られていきます。
愛情に満ちた写真と、岩手弁で綴られる家族の会話とが、いい感じ。
猫さん達の仕草はもちろんのこと、猫さん達に注がれるまなざしの優しさに、ほっこり気持ちがやわらぎます。
それにしても、土鍋と猫との相性のなんとよいことか。
背骨の丸みが土鍋の縁にジャストフィット!
作者であるエレファントさんのブログもありました。
ブログねこまみれ。
本に載っている猫さん達の近影や動画が見られます。
もともと、犬より猫派の実里さん。
犬の吠えるバウバウ声がこわかったのと、一昔前の田舎の犬は決して小奇麗ではなかったのとが、その理由かなぁ。
文字通り「犬!」って感じで(笑)
なので、子供の頃の実里さんは専ら猫派だったのです。
隣の家で飼ってる三毛猫が時折うちにやってきてはミルクをねだったりする姿を嬉々として眺めてました。
友達の家に行って猫と戯れるのも好きでした。
ただ、中学の頃に3匹くらい飼ってた友達の家に遊びに行くたびに喉がヒューヒューしてたのは、今にして思えば「猫アレルギー」ってことなんだろうなぁ・・・(´・ω・`)
近年は保健所が「猫は放し飼いにしないで下さい」と指導するようになり、猫を飼っていない人間はなかなか猫に出会えなくなりました。
その一方、ペットショップ併設のホームセンターへ行くと、キレイな毛並みのワンコ(≠犬)が誇らしげにカートから身を乗り出している姿にたくさん出会います。
いつの間にやら、実里さんも通りすがりのお散歩柴ワンコにまなじり下げちゃうようになりました。
時代は変わったねぇ。
とはいえ、今でも猫さんは好きです。
ゆえに、うちのアパートの猫だまり写真をよく撮るのです。
ただまぁ、やっぱりうちのアパートの猫達は人に慣れてないので、飼主さんが撮る写真にはどうあがいても敵いっこないんですよねぇ。
まずは、ねこ鍋見てほのぼの癒されることにします。
いつか、友達と町田にある「猫カフェ」へ行く予定。
その友達の家こそ、5匹も猫がいるんだが(笑)
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