最近、休日に東京に出る気力のない実里さん。
上野が通勤経路に近いので、最近の美術館鑑賞はたいてい金曜の夜ですな。
で。
ラ・トゥール展です。
ラ・トゥールを知ったきっかけは、大学の西洋美術の講義。
元西洋美術館学芸員の教授は、いろんな画家を教えてくれたものです。
その中で学んだ「夜の画家」ラ・トゥール。
暗闇の中、ランタンや蝋燭の炎に照らし出された陰影の美しさに感心したものでした。
あんまり画家としてはメジャーどころではないゆえ、「金曜日の夜ならガラガラさ〜♪」と暢気に構えていたら、気付けば会期は来週まで。
焦って5時半ダッシュで上野にGo。
………。
何ですかこの人込みは(・ω・;)(;・ω・)
うーむ。
こないだのミュシャ展の方が空いてたような。
それとも、ミュシャは(思ったより)空いてて、ラ・トゥールは(思ったより)混んでた、なのかしら。
マイナーな画家かと思ってたから、入場券売り場に列ができててびっくりさ。
中は中で、パンフレット記載の絵の前にはしっかり人垣できてたし。
ま、西洋美術館の企画展だし、そんなにガラガラな訳もないのか。
会期終わり近いしね(´・ω・`)
さて。
肝心の内容。
そもそもが、現在見つかっている真作が世界で40点くらいしかない画家。
ゆえに、現在見つかっていない真作の模写がかなり多かったです。
それでも、真作の半数が集められたというから、すごい展覧会なんですが。
個人的には、もっと「マグダラのマリア」の絵が見たかったなりよ(´・ω・`)
あんまり企画展のボリュームがなかったので、常設展に足を運ぶ。
うをー。
なんか、企画展より常設展の方がめちゃめちゃボリュームあるんですが。
ロセッティとかモネとかミロとかピカソとか、うわーさすがは「国立西洋美術館」。
…全部見きれないうちに閉館時間でしたが(´・ω・`)
(8時閉館)