行ってまいりました。
まがりなりにも「ベルばら」をコンテンツのひとつに持っている実里さんとしましては、行かずにおれようか。
今回も、同行者は文芸部仲間の4人組。
学生時代からのお付き合いですから、かれこれ10年目か。
そう考えると年をとった………もごもご。
いやはや、混んでました混んでました。
ここしばらくの中で、一番混んだ展覧会でしたな。
お昼くらいにチケット持ってぷらぷら現れてみれば、無常にも「20分待ち」の看板を持ったお兄さんが、行列の最後尾に立っていたのさ。
うーむ。
すごいぜ、さすがはヴェルサイユ。
「文句があるならベルサイユにいらっしゃい」てなもんです(←意味不明)。
いろいろございました。
トロンプ・ルイユ(だまし絵)などでヴェルサイユ宮殿の中を模した展示会場。
途方もなく大きい、華やかなタペストリー。
見事な彫金を施された聖遺物箱。
「豊穣の角」を模した、巨大な燭台。
その中でも、やはり衆目を集めていたのは、ルイ16世王妃、マリー・アントワネットのコレクション。
個人的にいちばんびっくりしたのは、ちょっと前にあった、「マリー・アントワネットの首飾り」という映画に出てくる首飾りの模型。
きんきらきんきらと、ダイヤが山ほどくっついたすごいやつ。
模型は白サファイアでできてるらしかったけど、それにしたってすごいよなぁ。
ちなみに、本物は当時のお金で160万リーブル(時価192億円)也。
この首飾りにからんだ詐欺事件で、アントワネットは民衆の支持をかなり失うことになったのだな。
写真では見たことあったけど………
重そう。
「馬の腹飾り」と形容したくなるのも納得。
資産としては価値がありそうだけど、装飾品としては極めて悪趣味だぞ。
ま、なかなか面白かったです♪
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