2007年09月30日

OH! 脳!(´・ω・`)

人生初シリーズに、新たな1ページが刻まれました。
脳のMRIとMRAでございます。

MRIっていうのは磁力の力で体の輪切り写真が撮れるってやつですね。
MRAってのは、MRIとおんなじ仕組みで血管が撮れるそうな。
よくはわからんが、脳の血管の詰まりとかを確認するものらしい。

経緯をひととおり書いたら異様に長くなったんで、畳んどきます。

事の発端は、先日、久々においでなすった片頭痛です。
私の片頭痛発作は、だいたい2回1セット、というのが厄介なところ。
13日に発作を起こし、それからしばらくおそるおそる生活していたところ、約10日後にうっかり気を抜いて深夜のインターネットに高じていたら案の定2回目発作(´・ω・`)
慌ててパソコン切ってイブ飲んで寝た訳ですが、そのまま翌日は会社お休み…

朝会社に電話して一眠りしたら、だいぶ落ち着いた。
午後から出勤、というのも考えたのですが、そこでふと思いついたのが「頭痛外来受診」です。
実はその発作の前夜に調べていたもののひとつが「近所の頭痛外来」だったという…
(それが仇となった訳だが)
早速、隣の駅から歩いて8分の「頭痛外来」のある総合病院へ足を運びました。

初診受付で問診表を書き、いざいざ「頭痛外来」のある脳神経外科へ。
……脳神経外科って、結構混んでるのねΣ(゜д゜lll)

DSでワンコ散歩しながら時間をつぶしていると、看護師さんが「先にMRI検査を受けて下さい」という。
えっ、MRI?
以前別の脳神経外科に行ったときはCTだったんで、初体験ですよMRI!

まずは検査着に着替えます。
磁気を使う検査なので、金属類は一切持ち込めません。
メガネはおろか、なぜかコンタクトもダメみたいです。
本人確認の後、手術歴の確認だの閉所恐怖症の有無の確認だの、最終金属チェックだの、をされて、いよいよ検査用の寝台に乗ります。
左手に非常時用の呼び出しボタンを持たされ、「振動に弱い検査なので」と頭を固定され、すーっと寝台は変な筒の中へ入っていきました。

どどどどどどどどd(←MRIの作動音らしい)
……予想以上にスゴイ音ですよΣ(゜д゜lll)
時折トーンが変わるので、それでムダにビクッと痙攣します。
しかも、最後のほうではクライマックス、と言わんばかりに、寝台まで揺れるほどに轟音でございました…

MRIの検査自体は、頭だけなので、比較的時間はかかりませぬ。
でも、MRI撮影終了後から更に2時間半くらい、診察を待つ羽目になるのです(´・ω・`)
待ってる間、隣に座った老夫婦のおじいちゃんにDSをのぞきこまれ、「ゲームしてるの?」と聞かれたことをきっかけにちょっと世間話などしたりもしましたが。
数年前、15年飼ったプードルを亡くして以来「年だから」と犬を飼うのを諦めている、ということで、私がnintendogsの画面を見せたところ、ものすごく興味津々のようでした。
なるほろ、そういう需要もあるのか。

やっと順番。
診察室に入ると、脳の輪切りフィルムが貼ってあります。
とりあえず頭痛の症状について説明すると、予想通り「典型的な片頭痛の症状ですね」とのこと。
目論見どおり、最新型の片頭痛薬を処方して頂けることになりました♪

が。
ドクターは、私の脳の輪切りを見ながら難しい顔をしています。
「この画像なんですけどね、…完全に正常、とは言えないんですよ」

なーんーでーすーとー。

顔からサーッと血の気が引いた音が聞こえそうなくらい、頭がクラッとしましたわ。
ドクターが指し示したのは、輪切りフィルムの一部。
「ここに白い点がいくつかありますね。
 これは老化なんですけど、あなたの年齢から考えると、これはちょっと早いかな…」

えーと。
それってば、若年性アルツハイマーとか、そーいう兆しってことでせうか?
「別にこれがあるから今すぐどうってことはないです。
 徐々にゆっくり増えていくだけなら単なる老化ですし。
 1年おきにMRIを撮って様子を見ていった方がいいと思いますが」
あのー、最近妙に忘れっぽい気がするんですが、もしかしてこの白い点のせいですか?
「いや、それは関係ないですよ」
所謂「脳トレ」とかで頭を鍛えたほうがいいんですかね?
「それもやりすぎるとストレスになりますからねー」
(ダメなのかよ!)

とまぁ、そんなやり取りの末「一応MRAで血管も見ておいた方がいいですね」という結論に達する。
仕事が休みなのは土曜、ということで、土曜にMRAを撮ることになる。
総合病院の常で、土曜日は違うドクターが担当とのこと。
その日は帰宅後ネット検索しまくり、「白い点って、まさか小さい脳梗塞の痕!?」とか恐れおののきつつ、今日のMRAの撮影日を迎えたのであります。

んで、今日MRA。
前回のMRIとほぼ同様に撮影終了。
しかし、前回とは雲泥の差の待ち時間であっさり診察室に呼ばれました。
(1時間も待たなかったぞ)

本日のドクター。
「MRAの結果は、特に血管の詰まりもないので問題ないですね」
(カルテ畳み始める)

………エ?
それだけですか???

あのー、前回MRIで「白い点がある」って言われたんですけど、それって脳梗塞とかじゃないんですか?
「関係ないですねー」(あっさり)

そのまま診察終了。

いや、まぁ、いいんですよ、問題ないならないで。
結論から言えば、ビミョーに老化してるみたいだけど、それも「深刻に取り過ぎないように」って水曜のドクターは言ってたし、私が心配し過ぎてただけなのかもしれませぬ。
…よかったー、たいしたことなくて。・゜・(ノд`)・゜・。

余談。
ダーリンからは「つまらない脳でよかったね」と、何とも複雑なコメント頂きましたとさ(´・ω・`)
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posted by 実里 at 02:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいなー、いいなー、
私も脳のMRIとMRAを撮ってもらいたいよー。
私は幸いなことに、頭痛もめまいも何もないのだけど、
自分の脳の輪切り写真を見てみたいの!

何はともかく、何でもなくてよかったよかった!!
お疲れ様でしたー。
Posted by ぷ at 2007年09月30日 22:39
>ぷさん
最近忘れっぽくって、本気で若年性アルツハイマーを疑ったこともあったのだけど、今回大事無いみたいでまずは一安心でございます。
片頭痛は脳自体には問題がない場合がほとんどらしいんで、対処療法しかないのが辛いところで…

ネットで調べると「脳ドック」って手もあるみたいだけど、実費でMRIとMRA撮るとものすごい高価でびっくり(´・ω・`)
保険って偉大だ。
Posted by 実里 at 2007年09月30日 23:49
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