2007年07月29日

母校の応援

という訳で、高校野球の千葉大会・準決勝の応援に行ってまいりました。
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何せ、30数年ぶりでわが母校・安房高が準決勝進出です。
mixiの安房高コミュも盛り上がりっぱなし。
高校野球好きのパパンは「応援行こう」と盛り上がっている。
しかも、会場は、準決勝2試合ともに千葉マリンスタジアム。
対戦相手は、各種スポーツで有名な市立船橋です。

スポーツで有名な市船ですから、明らかに立派な応援団を持っているはず。
かたや安房高。
私の記憶では、応援団だのチアリーダーだのの部活はなかったはず。
ましてや、千葉の南端からえっちらおっちらどれだけの人が応援に来てくれるのか?
なんて思うと、とりあえずパパンと一緒に行ってみようかな、という気になりました。



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パパンとは9時半にマリンスタジアムの正面で待ち合わせ。
初のマリンスタジアムです。
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しかーし、予想外に人が多い!
チケット売り場なんか、泣けるほど人だかりですよΣ(゜д゜lll)
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どうにかこうにかパパンと合流。
スタジアム内にペットボトル持ち込み不可と言われて紙コップにまるまる中身を移されたりしつつ、スタンドに入ってみました。

1階スタンドは日差しが強かったので、我々は2階スタンドへ。
2階スタンドからの眺めはこんな感じ。
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写真で見ると結構遠そうですが、実際時折打球の行方を見失いましたね(´・ω・`)
まぁ日なたではなかったので暑くはなかったですが、意外に照り返しで頬が熱くなりました。

実はスタンド裏の通路からは、海も見えたりします。
s-DSC00628.jpg



基本的に、応援団は1階スタンドに陣取っていました。
ブラスバンド部他現役の高校生たちが、スクールカラーの「紫」のタオルを首にかけてます。
というか、応援団!?
エールの交換もしてましたが、応援団って、うちの高校あったっけ???
帰宅後高校生徒会のサイトを見てみましたが、やっぱり応援団は載ってないです。
もしかすると、高校野球の時期だけ臨時で結成してるのかしら。
市船の洗練された応援団&チアリーダーに比べると多少見劣りはしますが、それでも応援の気概は負けていません。
後でチバテレビの「高校野球ダイジェスト」でも見ましたが、応援の大きな札を振っていたのは実はOBだったそうです。

一応1階スタンドも歩いてみました。
事によったら知った顔のひとつでもあるかと思ったけど、やっぱり卒業後10数年ではなかなかそれもなく。
ただ、いかにも卒業後間もないOBと思われる若い子達が「久しぶり〜」と再会を喜び合う姿がそこかしこで見られて、そのへん微笑ましく見守っていました。
……というか、実はスタンド入って早々に涙ぐんだりしてたんですがねワタシ(´・ω・`)
年を追うごとに涙もろくなってる気がする、今日この頃。

試合開始。
試合開始の礼が嫌に長いのは、安房高の伝統です。
さらに、1回終了後には双方の校歌が流れました。
卒業以来初めて聞く校歌も感慨深い。

試合自体は、見事なシーソーゲームで進んでいきました。
1回表で最初に安房が先制し、その裏ですぐに市船が同点にする。
双方、ランナーは何度も出るけれど、その度得点には結びつかず。
6回裏で逆転されたのを7回表でまた同点に戻し。
でも、結局8回裏で入れられた1点を9回表で返せず。

安房 2−3 市立船橋

で試合は終了しました。

ただ、意外なくらい妙に試合後の気持ちが爽やかだったのですよ。
何というか「よくここまでがんばったね」という感じ。

安房高のピッチャーの子は、ここまでの試合の大半を投げていたのです。
パパン曰くいいピッチャーだったようなんですが、やっぱり疲れが出たんだろうなぁ。
なんて考えると、やっぱりこのへんが潮時だったのかなぁ、とか思ってしまってね。
それに、試合内容自体も、「あの市船」によくぞあそこまで食らいついてくれた、と思えるほどいいものだったので、素直に「よくやったね!」と声をかけてあげたくなったのですよ。
何度も追加得点のピンチはあったし、実際今日の決勝で木更津総合は市船に9−1で敗れていることを考えると、安房高の子達はすごくよく守ってたと思う。

われらが安房高は、千葉県南端の公立校。
我々の頃からそうだったけど、本当に野球をやりたい子は、みんな拓大紅陵とか県北部の強豪校に流れてしまうのです。
無論、強い選手がわざわざ県北から来るはずもなく、今年選手登録されている選手達の出身校は、みーんな地元の安房郡市の中学になってます。
そんな状況で、よくぞここまで辿り着いてくれた。

スタンドは、県南部の学校という地の不利にもかかわらず、予想以上に応援の人がたくさんいましたね。
隣にいたおじさんは「館山中村屋」のパンの袋を持ってたし、後ろの家族連れは、お父さんだけが当日仕事で、館山道をかっとばして1時間でマリンスタジアムまで辿り着いたと言ってました。
(館山道全線開通はナイスタイミング)
ほんと、地元の人がみんな応援しに来てたんだと思います。
みんな、暖かい声援を送ってました。
後でチバテレビの「高校野球ダイジェスト」を見てたら、安房高への応援FAXがものすごく多かったらしく、たくさんのFAXが紹介されてました。
それだけ地元の人達も注目していたんだろうなぁ。
ちょっとした地元のヒーローだよ。

ありがとう、安房高野球部の皆さん。
今年は残念だったけれど、本当にお疲れ様でした。
また来年、期待してますよ(*´▽`*)


県高校野球 安房、決勝進出ならず
(房日新聞・7月28日)
「第89回全国高等学校野球選手権千葉大会」の準決勝が28日、千葉マリンスタジアムであり、安房は市立船橋と対戦。1点を争うシーソーゲームとなったが、同点で迎えた終盤八回、安房は1点を許し、2―3で惜しくも敗れた。ノーシードから快進撃を続け、大会に旋風を巻き起こした安房。惜しくも決勝進出は逃したが、駆けつけた大応援団からは大きな拍手が送られた。

タグ:安房高
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posted by 実里 at 23:25 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
応援、お疲れさまでした!
暑かったでしょう〜?

後輩君達、残念でした。
でもその差は1点。なかなか頑張ったじゃないですかー。

いい試合だったようですね。
これからも頑張れーって言いたいですよ。
Posted by 椎名 at 2007年07月30日 00:55
>椎名さん
日陰とはいえ、真夏のスタジアムは結構な暑さでしたねー。
試合の結果は残念でしたが、いいものを見せてもらえたと思ってます。
たぶん地元の皆さんも同じ気持ちだと思うです。
また来年に期待しています。

結局、わが母校を打ち破った市立船橋が千葉県代表となった訳ですが、彼らがまた甲子園ですばらしいプレイを見せてくれますように(*^_^*)
Posted by 実里 at 2007年07月30日 23:06
応援お疲れさまでした。

スポーツ強豪校を相手に、せいいっぱい頑張りましたよね。彼らにとって最高の「青春の1ページ」になったことでしょう。

そんな素敵な後輩に恵まれた実里さんが羨ましいです。
Posted by りざっち at 2007年07月30日 23:31
>りざっちさん
私自身は、在学時はジミな文化部組で野球部とは縁もゆかりもなかったのですが、今年の活躍はやっぱり嬉しいです♪
いやはや、それにしても「高校野球」は、まさに「青春」そのものですよ!
大人になってから高校野球を見に行ったのは初めてなのですが、父が高校野球フリークになる理由もちょっとわかるような気がしました。
Posted by 実里 at 2007年07月31日 00:09
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