2020年10月02日

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

【公式】ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
(展覧会公式サイト:美術館ナビ)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展|国立西洋美術館
(国立西洋美術館サイト内)

いわゆる「コロナ禍」に巻き込まれた、この展覧会。
当初の会期からずいぶん遅くはなりましたが、何とか見に行ってきました。
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その開催を知ったのは、昨年12月のこと。
今回は開催3ヶ月以上前に前売券まで買って、開催待機していました。

美術展はちょいちょい出かける方ですが、前売券買ってまで待機するのは初めて。
ゴッホの「ひまわり」やフェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」が来る、というのもさることながら、ワタシがいつになく前売券をキープしてたのは、「すみっコぐらし」コラボのせい。
絵画コラボのぬいぐるみと前売券がセットになってる、なんて言われたら、そりゃー確保するさ。
という訳で、推しのねこちゃんとフェルメールコラボのぬいぐるみのセット前売券を無事ゲットしたワタシは、3月3日から開催される、という展覧会をワクワクしながら待っておりました。

ところが。
年明け間もなくからじわじわと全世界に広がり始めていた、新型コロナウイルス。
2月頃まではノホホンとしていたものの、友達との食事会が中止になったりして、徐々に不穏な空気が漂ってきた矢先に「開催延期」の報が。
展示品の西洋美術館への搬入・展示も完了し、関係者への内覧会まで終わってたタイミングで、です。
え、よりにもよって、初めて前売券買った展覧会に限ってそれですか?
そうこう言っているうちに緊急事態宣言が発令され、外出自体がほぼ不可能になりました。

緊急事態宣言は5月に解除されたものの、やや遅れて開催予定だった東京都美術館の「ボストン美術館展」は早々に中止が発表されており、募る不安。
ボストン美術館展は現地からの美術品輸送のメドが立たないから、というのが中止の理由らしく、そういう意味では、展示まで全部終わって開催を待つばかりだったロンドン展にはかなり分がある、のだが、そうはいっても当初の開催期間は6月14日までで、どんどん日は過ぎ去るばかり。

最悪行けない可能性を考え、公式通販でミニ図録(と「すみっコぐらし」コラボのミニタオル)を取り寄せたりもしました。
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そんな中、6月に入ったところで「6月18日(木)〜10月18日(日)に会期変更」のお知らせが!
すごい! てっきり開催延長で会期短くなると思ってたのに、4ヶ月も会期確保してくれてる!
しかも、完全に時間指定制チケットにして、ある程度の混雑管理をしてくれるらしい。
前売券の人は、事前に時間指定だけのチケットを買うか、買わなくても現地でちょっと待機してれば入れるらしい。
よかった、10月まで会期があるなら行けそう。

なーんてノホホンとしてましたが、今年は猛暑のマスク生活が辛すぎて、気づけば9月も間もなく終わり。
うかうかしてたらまた行けなくなっちゃうので、10月第1週の金曜夜に慌てて行ってきました。

久々の上野は、公園口がめちゃめちゃ変わっててビビる。
改札はおろか、改札出たら改札の前にあったはずの車道がなくなってて更にびっくり。
ともあれ、西洋美術館です。
入口でチケットの確認と手指消毒・検温の後、前売券のみのワタシは通常のチケットの列とは別に待機。
10分くらい待っただけで、比較的すぐに入場できました。

今回の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の展示品は61点、と、数としては少なめですが、全て額装された絵画ばかりで、「全部メイン」感のある展覧会です。
音声ガイドのレンタルは、今回はなるべく滞在時間を短くしたかったのと衛生的な面も気になったのとで見送りましたが、事前に自分のスマホにアプリをダウンロードして使う、という手もあったらしく、それは調査不足でしたな。
混雑自体は、普段の「金曜夜の展覧会」の混雑とそれほど変わらず、といったところ。
最後のひまわりの周りが20人程度の人混みで、ちょっと待てば真正面からガン見できるレベルでした。
ただ、絵を見るのに夢中になってると、ついついソーシャルディスタンスを忘れちゃう。
いつもの展覧会の感覚で、人をかき分けようとしてハッとなること多々。
基本、展覧会で声高におしゃべりしてるような人はいないのでリスクは少ないですが、まだまだそのへんは「新しい生活様式」が身についていないですね(´・ω・`)

事前に買ってあったミニ図録で予習していたこともあり、展覧会を全部見終えるまでの所要時間はいつになく短い1時間でした。
ルネサンス絵画の細密さにうっとりし、フェルメールも思ったほど感動しないなー、と流し、風景画は悪くないけど好きでもないなー、と流し、モネの睡蓮はメガネ外して見るとキレイだなー、と思い(←ド近眼)、ムリーリョのヨハネは可愛くて好きだなー、とガン見し、といった感じで、わりと気負わず鑑賞してたせいもあるかな。

一番印象に残るのは、やっぱりゴッホの「ひまわり」ですかね。
展示室の最後に別格の扱いで飾られていたそれは、鮮やかな黄色が力強く塗り重ねられ、鮮やかな生命の躍動を感じさせられました。
その大胆な筆致に感服。
なんていうか、すごく「前向き」なんだよね。
これからアルルでいいことあるぞー、みたいなワクワク感に満ちてる、というか。
(ゴーギャンとの共同生活はやがて破綻し、ここからゴッホの人生下り坂な訳だが……)
ゴッホのその後はさておき、そのワクワク感が、多くの人の心を捉えるのやもしれませぬ。

展示室を出ると、ミュージアムショップ。
ここも入場制限がかかっていて、密にならないようになっていました。
既に通販でミニ図録を買っていましたが、メインの絵葉書数点と、すみっコぐらしコラボのシールを購入。
それと、レジで前売券についてた引換券で、ようやくのねこちゃんぬいぐるみをゲット!
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長かった……まさか、10ヶ月もかかるとは・゚・(つД`)・゚・

ちなみに、この日は満月。
帰り道、スカイツリーと満月のコラボも拝めました。
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お疲れ様でした。


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posted by 実里 at 23:00 | Comment(0) | 芸術鑑賞 | 更新情報をチェックする
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