2016年09月20日

粉瘤(01)発端〜手術前

「粉のコブ」と書いて「粉瘤(ふんりゅう)」と読む。
コブの中に粉、というか老廃物がたまってできる、良性の腫瘍、だそうな。
腫瘍、というと結構ビビるけど、まぁそんなモノを切除した、という話です。

いろいろアレなんで畳みます。
この記事では「発端〜手術前」まで。

事の発端は、実は数十年前に遡る。
高校生だったワタシの股の付け根に、なんかデキモノができた。
まだまだビミョーな年頃だったワタシは、場所が場所だけに非常に恥らっておりましたが、連れて行かれた先の外科医(中年男性)は「そんな恥ずかしがる年でもないでしょ」と事もなげに言い放ち、ザックリ切開してギリギリ搾って(かなり痛い)処置終了。
いろんな意味でイヤな思い出ですが、傷跡はちょっとへこんで毛根もなくなったものの、何事もなく数十年が過ぎて行ったのでした。

不穏な様子になってきたのは去年の夏。
下着が当たって痛いな、と思ってるうちに腫れてきて、場所が場所なんで女医の皮膚科に行ったところ、切開排膿の処置はしてくれたものの、「袋を取らないと再発します」と言われる。
ここの皮膚科ではそこまでの処置はできないので、袋を取る場合は別の病院を紹介する、とのこと。
結局この日はそれで終了。

その後ググって、どうやらこのデキモノは「粉瘤」らしいことを知る。
化膿してない時に、袋ごと手術で取らないといけないらしい。
で、それは形成外科でやるべきらしい。
……ですが、なにぶん、患部の場所が場所(2回目)。
「喉元過ぎれば〜」ってヤツで、そのまま放置と相成る(´・ω・`)

結果として今年の頭にまたもや腫れ上がり、今度は地元総合病院の形成外科の門をたたきました。
手術した後すぐ帰れそうだし。
何より、調べてわかったんだが、ココの先生は女医さんだ。

んが。
そんなに甘くはなかった。
切開排膿してくれた女医さん曰く「手術は、切開排膿後、落ち着くまで半年くらい経ってから」だそうで。
エー。7月までこのままっすか。
半年のうちにまた腫れたらどーすんの(´・ω・`)

で、案の定、4月くらいにもう一度腫れました。
また地元の病院へ行くことも考えたけど、総合病院ということもあって待ち時間は長いし、切開排膿はしてくれても、また「半年待て」って言われるだけだよなぁ。
そうこう言ってるうちに、3度目の腫れは自然に破裂。
病院でもらってた軟膏を塗って、そのまま病院に行かず終了。
そして、7月初旬にまた腫れ・破裂。

これはアカン。
だんだん腫れて破裂するまでのスパンが短くなってきてる。
悩んだ結果「会社の近くの方が、仕事の合間に病院行けるからいいんじゃないか」という結論に達し、会社近隣の形成外科を探す。
ほんとは女医さんがよかったけど、いいかげんオバさん(悲)だし、細かいことには構っておれん。
で、最寄駅にはなかったけど、電車で一駅(歩けば歩けないことはない)のとこに、わりと粉瘤の手術をたくさんやってそうな形成外科を見つけたので、電話予約して早速行きました。
それが7月の下旬の話。

初診で、そこそこ若いドクター(無論男性)と「早速切りましょう」という話になる。
お、さすが専門病院は話が早い。
でもって、ザックリと手術計画を聞かされた。
それまでに何度か破裂してるし、部分麻酔した上で、そこそこ大きめに切って切除する方向らしい。
その日は同意書を書いた後、手術前に感染症がないか検査すべく、採血されて終了。
で、夏休み直前の8月初旬に手術することになりました。

………だったのですが。
実はだね。
病院の予約をして、初診で行ったその時点で、既に新たな腫れが始まっていたのだよ(´・ω・`)
いや、もしかしてそこまで腫れないかもだし、と儚い期待を抱いていたのだが、その期待も空しく数日後には立派に化膿した粉瘤一丁上がり(´・ω・`)
仕方なく、病院に電話して、切開排膿してもらいに行きました。

病院での通算4回目の切開排膿。
形成外科では、どうやら麻酔をしてもらえていたらしい。
この「らしい」というのは、切開排膿してもらうべく病院に向かっていたその足でグッキリと左足を捻挫してしまってて、足の痛みがあまりに酷くて切開排膿の痛みなんか全く気にする余裕がなかったんですよ(´・ω・`)
(待合室で、足の痛みで冷や汗ダラダラ流してた)
でっかいガーゼ貼られて痛み止めも処方されたんですが、この日の痛みは正直全然覚えてません。

その後何度か病院に切開後の傷を見てもらいに行き、2週間で切開の傷は治癒。
改めて手術の日程を立て直し、ということになって、大至急、ということでお願いしました。
どうも、月経前に腫れるくさいんで、次の月が来る前にちゃっちゃと切っちゃいたかったのよね。

手術についてはまた次の記事にて。
タグ:粉瘤
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posted by 実里 at 23:00 | Comment(0) | 備忘録 | 更新情報をチェックする
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