いつぞやテレビで見たことのある「何層も樹脂と絵の具を重ねて金魚を描く」という作品で有名な深堀隆介さん。
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金魚養画場
せっかく都心で開催してるので、金曜の会社帰りに行ってきました。
スマホか携帯なら作品の写真が撮れる、というのは新しいな。
展覧会は、水琴窟のような音がが常時響き渡る不思議な空間。
そんな中、金魚の作品としては初期のものらしい「金魚ブリック」から展示は始まります。
最初の頃だからか、実は結構平面的。
金魚の胴体とひれ数か所の3層くらいしか重なってなかったりする。
横から見ると、かなり平面感。
こんな感じで樹脂を重ねていきますよ、という見本の升。
やっぱり有名なのは、升に金魚を描く「金魚酒」シリーズ。
他の作品は、肉眼で見ると「あ、やっぱ絵なんだ」と思ったのですが、このあたりに来ると、もはや肉眼でも本物の金魚と見分けがつかない。
升だけでなく、結構大がかりなものと金魚のコラボも展示されてます。
スマホ写真撮影OKなんで、ほとんどの人がスマホ構えてる。
この日は平日夜だったせいか、比較的余裕を持って写真が撮れたです。
見事な器とのコラボ作品も、なかなかステキ。
バカラとのコラボとか、すごく涼しげでいいです。
ケロリン桶!Σ(゜д゜;
現代芸術っぽいものも、後半には展示されてました。
近くの遺跡から発掘した(と作家が言い張る)壁画の破片。
金魚そのものはおらず、糞や水草だけが散らばる桶。
他にも、東日本大震災で犠牲になった子供達の靴を使った作品や、金魚をベースにした樹脂以外の作品もありました。
絵なんかもいろいろあったんですが、やっぱり樹脂金魚の人気が高かったかなー。
そうそう、あと地味に、この展覧会が開催されていた渋谷西武のフロアがちょうど手芸やクラフト系の商品を扱ってる店がたくさんあって、ヘタレなモノづくり興味津々オバサン的には結構楽しかったです。
まさか、ここに「ラ・ドログリー」のお店があるとは思わなんだ。
UVレジンのアクセサリーもどきをたまに作るワタシとしては、大変興味深い展覧会でした。
とはいえ、ワタシは絵心皆無なんで、金魚入りレジン作ろうと思ったら市販のフィルムを切り抜いて封入するしかないんですがね(´・ω・`)