2015年12月12日

ヘアドネーション

2年ほど伸ばしっ放しにしてた髪をバッサリ切って、「ヘアドネーション」という形で寄付してきました。
151212_1350.JPG

31cm以上の髪を、病気で髪を失った子供達のウイッグの材料として寄付する活動です。
「ヘアドネーション」を知ったのは、ほんとについ最近。
美容院に行くのを先延ばしにしてたうちに引っ越して、転居先での美容院に迷ってるうちに早数ヶ月、というありさまだったのですが、たまたまテレビで「ヘアドネーション」を紹介してました。
詳しくは、日本で唯一ヘアドネーション活動している団体、JHDACのホームページをご覧くださいませ。

JHDACの活動と「ヘアドネーション」について(公式サイトより)

たまたまワタシの髪は、腰にかかるくらいのそこそこのロングになってたので、まさにうってつけ。
JHDACのサイトで賛同美容室を探したところ、ちょうど千葉にあったので、早速予約して行ってきました。

若白髪の家系ゆえ、ヘナ染め歴10年以上の残念な茶色メッシュ入りの髪だったので、寄付できるかどうか不安でしたが、基本めちゃめちゃ傷んでる髪でなければヘアドネーションには問題なし。
但し、ヘアドネーションに提供できるのは「清潔な乾いた状態&ゴムなどで束ねられた状態で切り取られた毛束」でないといけないので、美容院に行く前にしっかり髪を洗って、キレイで乾いた髪で断髪式に臨む必要がありました。

お願いしたのは、千葉駅前の「アートルージュ」さん。
千葉駅の北口からすぐなので、交通の便も便利。

担当してくださったのは、店長さんでした。
常連さんに「ヘアドネーションやってる?」と聞かれて、その流れで提携美容室になっちゃった、らしいです(笑)
カット後の髪型を相談した後、乾いたままゴムで縛ってカットしてもらうのですが、その前に最後の写真を撮ってもらいました。
151212_1332.JPG
この長さなら、ヘアドネーションサイズの髪束をカットした後もあごラインのボブにできる、というので、早速お願いします。

普段1本の三つ編みにしてることが多かったせいか、多少癖がついていたので、ヘアアイロンを使ってまっすぐにしてもらってから4つに縛り、ザクザク切ってもらいます。
意外にショックはなかったなー。
そして、この切ってもらった時点で既に頭がすごく軽い!
首を回すだけでも、重しがなくなってすごく軽く回るのですよΣ(゜д゜;

その後は通常通りシャンプーして、ボブカットにカットしてもらって終了。
所要時間、約1時間半。
店長さんが面白い方で、美容師さんなのに重曹シャンプーとクエン酸リンスしてたり、髪にいい石鹸を自作してたり、なんて話を聞かされて、美容師さんのイメージがかなり変わりました。
もっと、ゴリゴリに合成シャンプー押しの人ばかりかと思ってたよ……
シリコン入りシャンプーの話も聞きましたが、そういう美容師さんから「シリコンは髪の保護にはとてもいい素材なので、適度に使う分には問題なく、それほど過敏になる必要はない」と聞いてちょっと納得。
とはいえ、許容範囲なのはあくまでリンスやコンディショナーに入ってるシリコン。
最後にシリコンでコーティングするのがいいのであって、それを定期的にシャンプーで洗い落としてリセットする、という意味で、シャンプーだけはノンシリコンの方がいいらしい。
ワタシもかつては石鹸やガスールで髪を洗う程度には合成シャンプー嫌いな人間でしたが、あまり過敏になりすぎるのもよくないのかもね、と最近は割り切ってて、今年から「いち髪」ユーザーだったりする。
「いち髪」は、シャンプーはノンシリコンだしね。

さて、切り取られた髪の束は、美容院の方でJHDACへ送って下さるそうです。
メールアドレスを教えておけば、後日JHDACから「髪の毛届きましたよ」というメールが来るそうで。
JHDACでは、髪の毛を送ること自体は個人からでも受け付けてるようで、行きつけの美容院に頼んで切ってもらって自分で送ってもいいようですが、賛同美容室だとカットから送付までやってもらえるので安心感はあるかな。
(賛同美容室がまだまだ少ないのが問題だが)

但し、賛同美容室じゃない美容院で切ってもらう場合は要注意。
店長さんが聞いた話によると、ヘアドネーションは、美容師への知名度がまだまだ低いそうです。
お客さんが別の美容院でヘアドネーションを頼んだはずなのに普通にカットされちゃった、ということもあったそうなので、提携してない美容室で切ってもらう場合はJHDACのホームページをプリントして持っていって趣旨を説明してからにした方がよさそう。

今回、ヘアドネーションのことを知らなかったらゴミとして捨てられるだけだった、ワタシの髪の毛。
どこかで泣いてる女の子のために、役に立つといいなぁ。
  web拍手←面白かったらポチ頂けると幸いです。
posted by 実里 at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘録 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック