2007年05月09日

家系図‎

実家に帰省していたGW中のこと。
先日、祖父の13回忌で見た過去帳のことをふと思い出しました。
過去帳には、ご先祖の戒名・俗名・続柄・没年月日・享年がしっかり記載されております。
ってことは、これを書き出してきちんと並べ直せば、家系図いっちょあがり?(*´▽`*)

どうせ暇だったので、早速実行。
我が家は分家筋ゆえ、過去帳に記載があるのは分家後5代目の祖父が一番新しいご先祖になるです。

家系図のツリーを書き出して、各人の没年から生年を割り出し、西暦を併記し、更に生年順に並べ替えて終了。
作業時間、約2時間といったところか。

わかったこといろいろ。

その1:意外に分家してから長い。
「○○(本家の屋号)産」と記載のある初代が18世紀生まれ。
実際には、2代目にも「○○産」と記載があるので、分家されたのは2代目出生後と思われる。
概ね19世紀初頭に分家か?

その2:乳幼児の死亡率が異常に高い。
家を継いでる人は、夫婦のいずれか(ほとんど妻)が80歳以上まで生きている。
その一方で、「1ヶ月」「4ヶ月」「3歳」など、乳幼児の死亡が非常に目立つのです。
例えば4代目の子供達は、八男三女の11人中7人までが5歳になることなく死亡しています。
そりゃー「七五三」なんて通過儀礼も生まれますわな(´・ω・`)

その3:男性は若死に。
コレは「漁村」ゆえかと。
我が家は、祖父の代までは代々漁師をしてました。
かつてはマグロ延縄漁がさかんな漁村だったそうです。
が、房総半島南端は波が荒く、明治から大正にかけて、この地域の漁船は「後家船」と呼ばれるほど遭難が相次いだとか。
例えば、明治期に生きていた3代目は2代目の長女なのですが、最初の夫を明治15年に46歳で亡くし、再度貰った婿養子にも明治38年に51歳で先立たれています。
本人はその後、大正9年に80歳で亡くなっていますが、二度も夫に先立たれた彼女の人生を思うと切なくなります(´・ω・`)
おそらく、この時代のこのへんの平均寿命は男女で2,30歳は違ったんじゃないかしら。


という感じで、とりあえず過去帳に記載のある皆様のお名前は家系図に織り込めたのですが、実際には嫁に行った娘などもいたはずで、そのへんは調べようがない…
ネットで検索してみたところ、市役所で除籍謄本を取る、という手もあるようですが、それも平日休みの取れない勤め人には厳しいし。
お盆休みまでこの情熱が続いてたら、市役所行ってみますかね。
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posted by 実里 at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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