小学館で出していたローティーン女子向けのハードカバーシリーズで「ミニレディー百科」というのがあったんですが、その中のビーズ手芸の本「たのしいビーズ手芸144」です。
小学生の頃、なぜかクラスでビーズが大流行したことがあって、実はワタシのビーズ歴もその頃に端を発する。
てなワケで、「たのしいビーズ手芸144」の中身を軽くご紹介します。
こんな作品が作れますよ、的な口絵のカラー写真。
昭和感満載。
「スイートな少女に!」の一言が、今見るとイタイ。
この本に載ってたアイテムは、材料さえ手に入れば、ひととおりは作った記憶がある。
ただ、なにぶんド田舎の小学生だったんで、父親にせがんで隣町の百貨店(※昔の「百貨店」。デパートではない)に連れて行ってもらっては、片隅の手芸用品コーナーで物色する日々でした。
でも、本に載ってるレシピには「どこに売ってんだよソレ」的なパーツも結構ありまして。
写真2枚目のネックレスについてる「羽根」とか、ド田舎小学生には敷居が高かった。
口絵最後には、パリのオサレな手芸店「ラ・ドログリー」の紹介がありました。
「まぁ、さすがパリ」みたいな感想を当時は抱いたハズですが、この数十年後に「ラ・ドログリー」が日本にまで店舗を展開してくるとは、当時は思いもよらず。
la droguerie ラ・ドログリー
数年前、イクスピアリにあった実店舗(既に閉店してます)に、一度だけ行ったことがあります。
「ド田舎小学生」から「庶民派OL」にジョブチェンジしていたワタシは相変わらずビーズ好き。
意気揚々と「パリの手芸店」に足を踏み入れたはいいが、売っていたのはオサレで立派なビーズばかりで、庶民派OLには全く手が出ませんでしたとさ(´・ω・`)
「どんだけ庶民派よ」とおっしゃる方は、オンラインショップもあるので、その高貴さに驚くといいと思います。
関東だとまだ実店舗が横浜と池袋と渋谷にあるらしいけど、たぶんもう行かない(´・ω・`)
カバーの裏には、「ミニレディー百科」で展開されていた手作りシリーズが載ってました。
「手芸入門」「おしゃれな花入門」「たのしい編みもの」「つくっちゃおう わたしの小物」は持ってたなー。
他にも占い関連のシリーズもひととおり持ってた。
今度余裕があるときに、実家の押入れをじっくり漁りたい。
余談。
ワタシのビーズの原点は、この本ともう1冊、雄鶏社の「ビーズ大好き」という本でした。
そっちはどっちかというと、アクセサリーより平面的なチャームの作り方がメイン。
「ビーズ大好き」の現物は見つからなかったけど、Amazonでリンク画像が出せたので、ご参考まで。
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ビーズ大好き (手づくりの絵本) 雄鶏社 1983-09 by G-Tools |
雄鶏社は手芸関連の出版社としては大手さんだったのですが、2009年に自己破産しています。
時は無常なり(´・ω・`)
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