2014年07月03日

翠玉白菜

「翠玉白菜」を見に、「台北國立故宮博物院 神品至宝展」を開催している上野まで行ってきました。

平日の19時半ですら70分待ち、って、どういうことなの……

以前から「白菜が見たい!」と言い続けておりました。
白菜。
それは、台北の故宮博物院にあるという、翡翠を彫って作られた至宝「翠玉白菜」のこと。


↑は展覧会チラシの一部です。

キラキラの宝石や細工物・装飾具が大好きなワタシにとっては、十年以上前に宝石の本でその存在を知って以来の憧れでした。
友達に「台湾に行って故宮博物院に行こうよ〜」と言い回る程度には憧れてたんです。
ところが何と、その白菜が日本に来るという。
それを知って、どれだけワタシが狂喜乱舞したか。
日本に来るのは2週間・それも東京会場だけだというが、その間は20時まで開場していると言うから、上野に会社帰りに寄れる環境にあるワタシには超余裕、と思われた。
よーし、混雑が少なそうな序盤に午後半休とかして行っちゃうぞー。

ところが、いざ会期になったら
・職場の都合
・家族の風邪
・その風邪が自分にうつる
で身動きがとれず、気づけば2週目半ば。
モタモタしてるうちに、行ける日は2週目の木曜一択になってしまいました。
しかも、「最大240分待ち」という報道すら聞こえてくる。
え、あの白菜ってそんなにメジャーだったんだ。
ワタシの周囲じゃ知ってる人ほとんどいなかったんだが、まぁ「都内」とか「関東」とか括りを広げれば、確かにそこそこワタシみたいな人間がいるのやもしれぬ。
参ったな(´・ω・`)
一応、夜の閉館間際なら比較的待ち時間が減る、というので、それを期待して会社帰りにマスク姿で上野に向かいました。

定時で会社を飛び出して、小雨の上野に着いたのは6時半ちょっと前くらい。
辿り着いた国立博物館の入口には、こんな看板が。


白菜、90分待ち……
小雨なのに……(´・ω・`)

当日券を買って、手荷物検査をされて国立博物館の敷地へ入ります。
その際、こんなチラシを渡されました。


裏返すと、白菜の展示室についての詳細がありました。

本館特別5室の最奥部に、白菜は鎮座ましましてるらしい。

敷地に入ってすぐ目についた、行列。

あー、アレが90分待ちの行列なのですね。
本館の脇にテントがあって、そこに長ーい行列ができてます。
脇を通ると、給水所があったりして、なんかスゲーことになってる感バリバリです。

とりあえず、白菜以外の展示品を見に平成館へ。
平成館の展示最後の「人と熊」直前で7時半になって「蛍の光」が鳴り始めたので、焦って平成館を飛び出し、行列へダッシュ。
最後尾、平成館を見る前の90分から70分に減ってました。
ちなみに、8時までに行列最後尾に並んでいれば大丈夫だったらしい。
よく見たら、前述のチラシにもそうやって書いてあったね(´・ω・`)

さて、小雨です。
幸いテントがあるので、テントの下で4列に並んで列が進むのを待ちます。
本館直前はスロープなんでテントがなくて、みんな傘さして待つ。
最後尾から本館の建物までは20分くらい待ってたかな。

建物に入ると、今度は行列がつづら折りに変わります。
本館の中はauの電波が入らないので、メールもできません(´・ω・`)
つづら折りがどんどん進むと、暗い大部屋に入りました。
それが「本館特別5室」。
テーマパークのアトラクション待ちよろしく、白菜の紹介映像がエンドレスで流される中、じりじりと列が進むのを待ちます。

ようやく最深部。
立ち止まらないで白菜の周りをぐるりと回って、すぐ2列目以降に回るよう、係員からの指示があり、いよいよ白菜とご対面です。

そこには、照明を浴びててらてらと輝く、碧玉の白菜が鎮座しておりました。
おお、これが……!
小さい、とか、薄い、とかは聞いていたけど、確かにそのとおりですな。

んが。
当然「立ち止まらないでくださーい」と背後から係員の圧力をひしひしと感じます。
白菜の展示ケースの周囲にめぐらされた柵を磨かんばかりの勢いで、じりじり移動しながら白菜をガン見するのですが、いかんせんその時間は限られている。
間近で眺められたのは、賞味30秒、くらいか。
イナゴとか全然わかんなかったよ!

正面から抜けた後は、人の頭越しに背伸びしながら遠巻きに白菜を眺めることができます。
といっても、白菜からの距離はわりとある。
間近で確認できなかったイナゴなんて、当然見えるはずもない。
見回せば、ちっちゃい望遠鏡みたいなのを手にしている人もちらほら。
あー、所謂ギャラリースコープ、ってヤツですね。
ギャラリースコープ、以前欲しくなって調べたこともあったんだけど「まぁいいや」でそのまま忘れちゃったんだよね。
しまったなー、あの時やっぱりしっかり調べて買っておけばよかった(´・ω・`)

そのまま名残惜しげにしばらく必死に背伸びしてましたが、諦めて白菜部屋退去。
お土産買って、上野を後にしました。
70分、とは言っていたけど、列の最後尾からそれなり見終えてお土産買って出てくるまででちょうど70分くらい、ってとこだったかな。
病み上がりだったせいもあって、この疲れは翌日まで引きずることになります。・゜・(ノд`)・゜・。

そんなこんなで、ヨレヨレになって帰ってきつつもお土産はゲットしてきましたよ。

白菜の出口にあったお土産コーナーは、白菜グッズであふれてました。
そこからワタシがチョイスしたのは、白菜のハガキ、白菜のクリアファイル、白菜の耳かき。
白菜サブレとか、キティちゃんコラボの白菜グッズも売ってましたが、それはやめました。


耳かきは結構お気に入り。
ちなみに、てっぺんの白菜は翡翠じゃなくてフツーにプラスチックです。
700円くらいした。でも記念だからさ。

ワタシが見に行った7月3日は、ちょうど来場者が10万人突破した日だったそうで。
この展覧会も、いろいろウラで話題がありましたな
「台北・故宮展」、早くも10万人突破の大盛況 開催直前の「國立」騒動は何だったのか
(J-CASTニュース 2014年7月3日)

東京・上野の東京国立博物館(東博)で2014年6月24日から開催されている台湾・故宮博物院の展覧会「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」展が大賑わいだ。目玉作品である白菜をかたどったひすいの彫刻「翠玉白菜」を一目見ようと、連日大行列ができている。

2009年の「国宝 阿修羅展」と同じくらいの推移で来場者が増えているそうだけれど、ワタシが阿修羅展行った時はそこまで混んでなかったみたいなんだよなー。

このブログを書くにあたってググっていたら、故宮博物院の公式サイトに行き当たりました。
故宮博物院の公式サイト、ちゃんと日本語でも読めるんです!
しかも、日本国内の博物館のサイトと比べても遜色ないくらいにきっちりと。

「翠玉白菜」(故宮博物院公式サイト内)
http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001080

なんせ今回の白菜鑑賞が若干不完全燃焼気味だったので、いつかは台湾の故宮博物院にちゃんと行きたいです。
今度はギャラリースコープ持って。
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posted by 実里 at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術鑑賞 | 更新情報をチェックする
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