今回の「オルセー美術館展」は、
I 親密な時間
II 特別な場所
III はるか彼方へ
IV 芸術家の生活
V 幻想の世界へ
の5つの主題によって構成されておりました。
いやはや。
TOKYOってすごい。
混雑にさえ目をつぶれば、日本に居ながらにしてこんなにいろんな名画が拝めるんだもんなぁ。
ホイッスラーの「灰色と黒のアレンジメント第1番、画家の母の肖像」では、一緒に見ていたバニーちゃんが「Mr.ビーンの絵だ!」と言うまで、この絵があの映画の影の主役とも言うべき絵と同一のものとは気づきませんでした(笑)
数年前に流行した「Mr.ビーン」の劇場版で、ビーンがぐちゃぐちゃにしちゃう名画がこのホイッスラーの代表作。
うーん、まさか本物をこの目で拝めるとは・・・・・・
クロード・モネの連作「ルーアン大聖堂」もありました。
これまた、美術史ではよく出てくる絵です。
結構大きい絵でした。
ゴッホの「アルルのゴッホの寝室」はポスターにもなってましたな。
ポール・セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」も、美術史ではよくお目にかかります。
モローの「ガラテア」で、モロー特有の緻密で煌びやかな幻想世界を堪能。
(モローの絵は特に、印刷には不向きだと思う)
とにかくたくさん名画があったわけなんですよ。
絵だけでなく、黎明期の写真技術を用いた写真などもありました。
絵画にも引けを取らない、芸術的な出来映えでしたよ♪
あとは陶器や彫刻も多少ありましたが、出品作品をほぼノーチェックで行ったので、結構世界的名画の数々にやられましたわ。
また、作品名の下に簡単な説明札が貼られているものが多く、普通なら全部音声ガイドを借りなくてはわからないような作品背景がわかったのも好印象でした。
おかげで、作品達の後ろに19世紀の芸術家達の息遣いを感じられた気がします(*´▽`*)
しかし、それよりすごかったのはやっぱり人混みかね(´・ω・`)
入館するまで30分。
入館後も、とにかく人の頭、頭、頭。
出てくる頃にはすっかり疲れ果ててヨボヨボでしたわ(´・ω・`)
東京都美術館の外には、パントマイムの人もいたり。
「サラリーマンの彫像」のパントマイムだったらしいですが、我々が出てきた頃にはほぼ終わってました。
「給料」と書かれた箱に観客がお金を投げ入れるのにいちいち反応する様が面白かったです。
その後、お食事しながら旧交をあたためる。
旅行のお土産話なんかも盛り上がる。
バニーちゃんからは、英国土産のイングリッシュティーを・緋女ちゃんからは、出雲土産の勾玉根付を頂きました。
最近どこも旅行らしい旅行に出ていない実里さんがふたりにあげたのは、千葉駅で買った「木更津あさりキティ」と「成田山キティ」のペンでしたよ(´・ω・`)
その後、上野公園で西郷さんなんか見たり。
アメ横なんかもそぞろ歩く予定でしたが、あまりに風が冷たかったので中止(´・ω・`)
そのまま上野駅周辺をウロウロしつつ、お別れとなりました。
もっとゆっくりお話ししたかったなぁ・・・・・・