それだけは先に断言しておきます。
それは先週の日曜に遡る。
ダーリンとお出かけした後、家の駐車場に車が停車したときのことだ。
車を出る前にふと横を見ると、ダーリンが「ぷっちょ」を口へ放り込んでいた。
「ぷっちょ」。
それは「ハイチュウ」なんかと同じ、チューイングキャンディ。
その日ダーリンが食べていたのは「しゅわぷっちょ・メロンソーダ味」。
と、ダーリン「食べる?」と実里さんにスティックを差し出した。
1個もらって、お口にポイ。
もぎゅもぎゅもぎゅ。
しばらくすると、「しゅわしゅわ〜」とソーダ粒が口の中で弾け始めた。
「なるほどねー」とうなずいた瞬間。
ガ コ ッ 。
と下あごに衝撃が。
え? 何?
と思う間もなく、口の中のぷっちょに固いものが混ざった。
ぷっちょを吐き出してみたところ、ぷっちょにくるまった黒っぽい塊を発見。
・・・・・・それは、虫歯に被せてあった金属冠だったわけですよorz
おそるべし、ぷっちょの粘着力。
とりあえず、鏡を見ながらぽっかり穴の開いた場所に押し込んでみた。
あらら、がっぷりはまっちゃって取れないよ。
記念(ネタ?)に1枚写真撮っとけばよかったな。
翌日、月曜。
行きつけの歯科医院に駆け込む。
結局「接着剤で貼り直し」で事なきを得ました。
ついでにデンタルクリーニングも受け、新たな虫歯も発見されなかったのでヤレヤレ。
さて。
ここで問題になるのは、今回の歯が「乳歯」であるということで。
「え、乳歯!? アンタいくつよ?」と驚いたそこのアナタ。
実は実里さん、下の前歯から数えて5番目の歯が左右とも永久歯がないのです。
専門的には「永久歯欠損」と言うらしい。
それほど珍しいものでもなく、たぶん皆さんのお知り合いでも、探してみると1人や2人はいらっしゃると思われます。
(実際実里さんの知人には2人くらいいたはず)
今回の虫歯は、実はかなりの年季もの。
確か虫歯になったのは小学生の頃で、通ってた歯医者に「これ乳歯だから抜きましょうか〜」なんてレントゲンを撮られた挙句に「あ、永久歯ないですね(汗)」と虫歯治療をされた記憶がある。
その後もちょっとずつ悪化し、そのたびに削られて詰め直し、の経過を辿っていた訳ですが。
そもそも、乳歯と永久歯の歯根は根本的に違います。
乳歯は「下に永久歯が生えてくる」という前提の下、歯根はややガニ股チックに頑張っている。
しかーし。
年をとっていくに従って、歯根は歯茎に吸収されるわ歯茎は老化でやせ細るわで、顎にがっつり刺さっている永久歯と比べたら、その強度は雲泥の差。
いつかは抜け落ちる運命にあることは疑いようもない。
どんなに頑張っても、たいていの乳歯は30歳前後には抜け落ちるそうな。
とすると、ミソジ過ぎの実里さんの乳歯も、虫歯であろうがなかろうが、そう遠くない未来に天寿を全うする、という次第なのさ。
今回の「ぷっちょでガコッ」の結果、歯科医には「今度(金属が)取れたら、先を考えたほうがいいかもしれませんね」と言われた。
実里さんが選ぶべき道はふたつ。
1.ブリッジ(安い代わりに、土台となる両脇の歯を削る)
2.インプラント(30万くらいの自費診療なことだけがネック)
今回の歯は仕方ない。
しかし、もう1本あるのよね・・・
もう1本は幸いにも虫歯になることもなくここまで来たが、そっちだって時間の問題であることは変わりないわけで。
とりあえず、粘度の高い食べ物はなるべく避けつつ、貯金しとくのが無難ね(´・ω・`)
30万×2=60万か・・・・・・・・・orz
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ハタチくらいまでは恥ずかしかったけど、
もう、この年になると、話のタネというかプチ自慢になったりして(笑)
おぉ〜、柴壱さんも乳歯持ちでしたか!
何だかちょっと嬉しいです♪
そもそも10年程度しか使われないはずの乳歯をン年持たせている我々は、事によったらとっても物持ちのいい人達なのかも?
虫歯になってしまった1本はともかく、残りの1本くらいは柴壱さんを見習って、自慢できるくらいに長く使い込みますよ〜(*´▽`*)