事の発端は、ちょっと前のテレビで「エキナカ」の特集をしていたこと。
その中でも特に「大宮駅の駅弁屋さん」と「渋谷駅の『どん兵衛』アンテナショップ」が気になった結果、なぜか「大回り乗車をしてみよう」という話になったのです。
大回り乗車(Wikipedia「大都市近郊区間」の項目中)
JRでは、首都圏などの「大都市近郊区間」限定で、「実際に最短経路で移動しなくても、運賃は最短経路の運賃でいいよ」という特例制度があるのだそうな。
「山手線で隣の駅に行くのに内回りでも外回りでも同じ料金でいい」の拡大版、ってことかな。
ダーリンと相談。
そして選んだルートは以下のとおり。
原則発着駅を同じにはできないので、幕張本郷発・津田沼着とすることになりました。
具体的なルートはこんな感じ。
なお、【】の中がエキナカ寄り道です。
幕張本郷〜千葉〜蘇我〜(京葉線)〜【ecute東京&グランスタ】
東京〜(山手線)〜渋谷→【『どん兵衛』アンテナショップ】
渋谷〜(山手線)〜新宿〜(中央線)〜立川【奥多摩そば】
立川〜(中央線)〜八王子〜(八高線・川越線)〜川越〜(埼京線)〜大宮【ecute大宮】
大宮〜(京浜東北線)〜南浦和〜(武蔵野線)〜西船橋〜(総武線)〜津田沼
これで走行距離200kmオーバーになります。
改札を出ることはできないけど、130円でこれだけ回れるならスゴイ!
※長くなったので、記事をふたつに分けました。
(1)では出発〜立川まで。
旅の始まりは幕張本郷駅。
ここから総武線各駅で千葉まで参ります。
千葉駅は現在駅舎のリニューアル工事真っ最中のため、エキナカはほぼ全滅状態。
唯一残っているのは、千葉の駅弁販売の最大手・万葉軒の売店と、万葉軒が母体の立ち食いそば屋、という「万葉軒無双」状態です。
千葉駅、一応は内房・外房・総武本線のターミナル駅として、エキナカには千葉のお土産売店をはじめ、サンディーズエクスプレスだのマツキヨだのドトールだのイタトマJrだの無印良品だの本屋だのがちゃんとあったんです。
それが、リニューアルのせいで軒並み閉店に。
千葉駅の早期リニューアル完了を望みます。
とりあえず、京葉線に乗るために蘇我へ。
駅ホームには万葉軒の売店が出てました。
蘇我駅は発車メロディがジェフの応援歌。
エキナカはそれほどぱっとしませんが、中の立ち食いそば屋が「JEFカレー」だの「JEFラーメン」だのの特別メニューを用意してたり、NEWDAYSの店員さんがジェフユニフォームを着ていたり、とにかくジェフ一色。
まぁジェフ千葉の本拠地である「フクダ電子アリーナ」の最寄り駅ですしね。
蘇我駅のホームには、なぜかスズメが結構います。
異様に人慣れしていて、こんな近くで写真撮ったのは初めて!
始発の京葉線に乗って、一路東京へ。
東京駅。
久々の東京駅京葉線ホームからの在来線エリアの遠さは、相変わらず(笑)
(同じ駅って言っちゃいけないと思う)
サクっとエキュート東京を眺め、グランスタへ。
私は酢ドリンクバーで黒酢の豆乳割りを・ダーリンは隣の「はせがわ酒店」でカップ酒を買いました。
そのまま山手線ホームへあがり、渋谷に向かいます。
渋谷駅山手線ホームには「どん兵衛」のアンテナショップがございます。
今回の主要目的地のひとつです。
食券でひとつ200円の「どん兵衛」各種を購入すると、お店の人が作ってくれるんです。
ダーリンは「35周年ゆず風味関西だし」を・私は「東北限定芋煮うどん」を購入すると、店員さんが「今なら3個買うと1個おまけします」とおっしゃる。
「もう当分来ないだろうし」とダーリンと顔を見合わせていると、店員さんは「持ち帰りでもいいんですよ」とニッコリ。
あーなるほどね。
迷った末にもう1個買い、さらにオマケでもう1個もらいました。
と、1個につき扇子もついてくる、とのこと。
おお、盛りだくさんですね。
で、カップうどん2個と扇子と砂時計を乗せられたトレイを持ってお席へ。
我々はカウンターに座りましたが、意外に席のキャパは多めで、奥にはテーブル席なんかもございます。
テレビでやってましたが、蓋はぴっちりとヤカンでプレスされるので途中で開いたりしません。
また、箸もこだわりのお箸だとのこと。
砂時計で5分計ってさっそくいただきます♪
……ま、普通の「どん兵衛」です。
芋煮は意外に里芋と肉の食感が再現されていて美味しかったですよ。
お店の奥にはキツネの人形もあり、記念撮影もできる模様。
お店を出ようとしたら、通りすがりのご年輩の女性達がお店の前で記念撮影しているのが目に入りました。
うん、これはこれでアリだな。面白いよ。
渋谷を後に、再び山手線へ。
新宿で中央線快速に乗り換えます。
新宿もそこそこ構内にお店はありますが、「エキナカ」っていうほどじゃないよねー。
中央線エリアはダーリンの青春ゾーンだったので、ダーリンは懐かしげに車窓を眺めておりました。
とはいえ、既に高架化された中央線の駅達は、彼の記憶とは全く違うものになっていたらしい(´・ω・`)
まぁ、それだけ時は経っているのさ。
そして立川に降り立ちました。
立川。
ここのホームにある立ち食いそば屋「奥多摩そば」が第二の目的地です。
ここにはオリジナルメニューの「おでんそば」があるのです。
さっきのどん兵衛も消化しきってない状態ですが、とりあえず入店。
ダーリンは噂の「おでんそば」を。
私は梅とわさび菜のそばを頂きました。
うん、普通の立ち食いそばの味。
ぶっちゃけ、麺はあんまり美味しくない。
それでも梅とわさび菜がさわやかなので、そこそこ食べきれます。
一方のダーリンの「おでんそば」。
見てのとおり、そばの上におでんの練り物がどーんと載ってます。
厨房の中には四角い入れ物があって、ちゃんと別におでんを作ってる模様。
味はだいたい想像どおりです。
ネタとしては面白いけど、まぁリピする必要はない味かなー。
立川にも「エキュート」はあるのですが、私達が降り立った場所からはやや遠め。
ここには、船橋ららぽにも入ってる「ぼっかけ焼きそば」で有名な焼きそばチェーン「長田本庄軒」がなぜかエキナカ店舗として出店していたりもするのですが、今回はスルー。
食べたければ船橋ららぽに行けばいっか。
思ったより長くなるので続きます。
【おでかけの最新記事】
今度11月20日に佐倉から大回りで立川、上野の駅ナカに行く予定です。連れと行って来ます。
わざわざありがとうございます。
ヘボ記事ですが、参考になれば幸いです。
上野のエキナカも、いつの間にかかなり充実しましたね。
素敵な旅になりますように……
おでんそばって有りそうでないメニューですね。
一回大回りのついでにネタとして食べるのはアリだと思いました。
コメントの確認が遅くなってすみません。
「おでんそば」はネタとしては面白いですし、空腹なら結構お腹にたまってよさそうではありますよね。
機会があれば、一度お試しくださいませ。