八ツ橋から京人形・象嵌細工・お香・などなど、京都の老舗が勢揃い。
船橋東武で、3月6日(月)までやってます。
今日の目的は、つげ櫛の老舗・「京十三や」。
最近ナチュラル指向の実里さん、古きよき日本の財産・つげ櫛にも手を伸ばすことにしたのです。
アットコスメでも評価が高いこのお店。
幸い京都まで行かずとも、こんな感じで時折物産展で地方巡回して下さるのがありがたや。
京ことばを操る和服の女性店員さんにいろいろ話を聞きました。
「本つげ」と書いてあるのは海外産の木で作った櫛。
目の細かい櫛は、ストレートでショートの髪の人向け、とのこと。
そんな訳で私が選んだのは、短めの国産のつげ櫛となりました。

つげ櫛本体:4,500円。
ちりめんケース:700円。
高い買い物ではありますが、つげの櫛は長く使えるものなので、元が取れるくらいしっかり使いませう。
さて。
実は、つげの櫛についてネットで調べているうちに、
「こんな櫛、うちにもあったような・・・」
という気がしてきたのですよ。
実家でママンに聞くと、確かにママンの鏡台の引き出しの奥に、それは眠っておりました。

今日買った櫛と比べてみて下さい。
この色の違いは、そのままこの櫛が生きてきた年輪そのものなのれす。
この櫛。
ママンに聞いたところによれば、実は私が生まれる前に亡くなった祖母の持ち物だったそうな。
祖母は、日本髪を結うのに使っていたそうな。
しかし、祖母が亡くなって以来ママンが使うこともなく、そのまま鏡台の肥やしとなっていたのを私が思い出した、という次第。
ママン、あっさりと「使うならあげるよ」と言うので、もらって帰ってきました。
私が使うことで、祖母が喜んでくれるといいのだが。
今日買った櫛と比べると、すっかり歯のあたりが丸くなっている。
さすがに長年使っていなかったので、歯の間の汚れが気になる。
「十三や」の店員さんに聞いたところ、1ヶ月くらい植物性の油につけてから、専用のクリーナー(これも買った)でこするとよいそうな。
「昔の職人さんの作ったいい櫛なんだから、使って下さい」と言われました。
今日買った櫛には、見てわかるとおり真ん中に刻印がされてます。
祖母の櫛も、よーく見ると消えかかった刻印が。

祖母の櫛も、遥か昔は今日私が買った櫛のように黄色かったのでしょう。
この櫛も、祖母の櫛のように飴色になるまで使わなくちゃね。
【日記の最新記事】
お祖母様の櫛、年月を感じさせる飴色。実里さんが使われるのを、喜ばれてると思います。
古いものってホントにいいですね。
コメント欄でごめんなさい。「すれちがい大会横浜」決まりました。お手数ですがブログ見てください。パソコンオンチゆえ、お知らせする術がわかりません・・・。ご都合あいましたら、遠いですがご参加下さい。勝手ついでに、宣伝していただけるとうれしいです。
ぜひお使いになって下さいな。
実里さんが買われたちりめんのケースも柄が可愛い!です〜。
高価な工芸品には目もくれず、ひたすら、京風和物のわんこグッズと
風呂敷など、探しておりました。
でも、お高いけど、つげの櫛っていいですねぇ。
100均の櫛は、悲しいほどに、すぐに歯が折れますもん。
それにしても、実里さんと、いつも同じような所を歩いているのに、すれ違わないものですネェ・・・・
もっとも、私は、少し早い夕方だったのですが。
すれちがい大会@横浜のご連絡ありがとうございます♪
たぶん行けると思うので、あとでこちらでも記事書かせて頂きますね(*´▽`*)
そういえば、今回はmixi宣伝どうしましょうかね?
ちりめんケースは、ほんとは赤系統を買うつもりだったのですが、直前に10個くらい買っていった人がいたとかで(!)、あんまり選択の余地がなかったんですよ(ノД`)シクシク
これは落ち着いた紺色ですが、うさぎさん模様が可愛らしくて、わりと気に入ってます♪
なんと柴壱さんも同じ日に足を運ばれてましたか!
一応ワンコは連れていたのですが、ニアミスだったんですねぇ。文字通りの「すれちがい」です(´・ω・`)
つげ櫛、私が買ったのはこれでも安いほうだというのだからびっくり。
祖母の櫛ともども、大事に使わせて頂きます。
いろいろ頼りっぱなしですみません。
了解です♪
近々mixiの「nintendogsコミュニティ」にも宣伝出してみます(*´▽`*)