お店は「大河の舞」という戦国居酒屋。
ワクワクしながら入店したところ、エレベーターを降りてすぐに武田信玄と上杉謙信の鎧がお出迎えです。

高まる期待。
通されたのは、薄い間仕切りで仕切られたテーブル席。
しかも、案内してくれた店員さんは何と「愛」の文字を頭に戴いておりました。
(直江兼続かよ!)
通されたテーブルには、武田家と上杉家の家紋が模されたコースターが置かれ、薄暗い壁には弓矢が飾られています。
おお、雰囲気あるねぇ。
が。
メニューを開いてみると、予想以上に普通なメニューです。
お酒と鍋料理には戦国時代っぽさがありましたが、その他のおつまみメニューは普通の和風居酒屋のそれと大差ありませぬ。
例:真鯛の炙り白子(650円)

味は、まあ普通…かな。
おつまみメニューやカクテルの名前にも戦国らしい名前がついてたら、もうちょいワクワクしたんだが。
唯一それっぽかったのが「ねねの肉じゃが」だったけど、よくよく考えたら肉じゃがって「国産ビーフシチュー」なんだから、ねねが作るわけないよな(´・ω・`)
【参考】
Wikipedia「肉じゃが」
いっそ兵糧食を大胆にアレンジしたメニューとかあってもよかったと思うです。
普通のおにぎりの名前が「陣中にぎり」とか(笑)
でも「兵糧食」は武将でなくて足軽向きだからダメかしらん。
あと、予想以上に店員さんが普通だったのよね(´・ω・`)
以前に「アラビアンロック」でヘソ出し姉ちゃんが出迎えてくれたのを思えば、足軽装備の兄ちゃんが「お館様!(女性なら「御方様」?)」と出迎えるくらいはあってもいいんじゃね?
(だから「愛」文字をかぶってるんだろうが)
土曜日だったので予約はきっかり2時間だった訳ですが、お店を出る直前の9時ごろ、兜をかぶった無法者に扮した店員と「愛」の店員さんとがちょっとしたチャンバラ立ち回りショーをしてくれました。
立ち回り自体はそれほど悪くなかっただけに、衣裳が普通の作務衣っぽい居酒屋制服だったのが残念…
店内には他の武将の具足の模型がいくつかあり、個室によっては和柄の布をかけたりして陣屋っぽくなってるところもあった模様。
ネタとしてはボチボチなお店でした。
今は武将萌えの女子とか多いらしいんで、そういう人にはウケがいいのかな?
個室乃世 大河の舞
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