文字通り「鎌ヶ谷大仏」という大仏が駅前に鎮座しているのだが、「大仏」といっても鎌倉や奈良の大仏ほどでかくはない。
参考:Wikipedia「鎌ヶ谷大仏」
個人所有のものなのか…
しかも、通りに面した墓地の入口にあるし、特にお賽銭箱があるでもないし野ざらしだし、「大仏」を期待して行くとあっけに取られること請け合い。
「新京成電鉄が行楽客の呼び込みのポスターを張り出したところ、実物を見た行楽客に非難を浴びせられた」というWikipediaの記述も「さもありなん」と思わせられる大仏様です。
お顔は非常に柔和なのですが、なにぶん酸性雨の影響かお顔に筋入りまくりで非常に残念(´・ω・`)
閑話休題。
鎌ヶ谷大仏駅前にあるラーメン屋さん「酔華」に行きました。
ほんとは同じ新京成線の北習志野駅近くの大勝軒(≠北習大勝軒)へ行くつもりだったのですが、いざ行ってみたら10人くらい行列ができていたので恐れをなして逃亡(´・ω・`)
ちょっと松戸寄りで未訪だった「酔華」さんに行ってみることにしたのです。
鎌ヶ谷大仏の駅を出るといくつか店舗があるのですが、その一角にこちらの「酔華」さんは去年出店されたそうで。
今流行の「エキナカ」ですな(笑)
お店の外には、紹介されたラーメン本の記事の切り抜きの他、出店に先立ち店主さんがお世話になった方々へのメッセージボードまで貼ってあってちょっとびっくり。
中に入ると、カウンターが5席ほど・4人がけのテーブル席が3つほどありました。
内装はラーメン屋さんらしからぬ落ち着いた雰囲気で、喫茶店、と言われても納得してしまう内装。
店主さんの他には奥様と思しき女性と、娘さんと思しき小学生くらいの女の子がかいがいしく働いていました。
まずは、カウンターに載っていた大きなガラス瓶に目が留まる。
自家製フルーツ酢を作っているそうで、早速頼んでみました。
フルーツ酢ドリンク各200円(はちみつ黒酢・いよかん酢)

飲みやすい酢ドリンク。
こちら、原液の持ち帰りもできるようです。
それほど間もなく、ラーメン登場。
特製ラーメン980円+特盛り150円

こちらはダーリンオーダー。
非常に丁寧な作りで優しいお味です。
特製つけ麺980円

こちらは実里さんオーダー。
つけ汁はいい感じにダシと酸味の利いたお味。
「ガラを10時間煮込んだコラーゲンたっぷり」というその響き、女性としてはなかなかそそられます(笑)
シナモンが隠し味に使われているそうで、確かにほのかに味がするのですが、むしろつけ汁の味が締まる感じ。
メンマと炒めタマネギらしきものが入っていたようでしたが、タマネギ苦手の実里さんでも意外に気にならなかったなぁ。
さすが特製、トッピングもバラ炙りチャーシュー3枚と玉子1個分がもりもり。
「浅草開化楼の太麺を使用しています」と書いてあったので、以前の「船橋無限大」でのボソボソ麺の記憶が蘇ったのですが、普通にモチモチして美味しい太麺でございました(*´▽`*)
(ちょっと女子には多かったが…)
「つけ汁はごはんを入れると美味しいですよ」的な案内もあったのですが、いい加減ゲップだったので普通にスープ割りをお願いしました。
これがまた美味しい!
スープの旨味が非常にわかりやすく出てきて、濃度も実にちょうどいいのです。
最近食べたつけ麺で一番のスープ割りかも。
何せエキナカ、アクセスもよいし、お味もなかなか好みです。
そして、小学生の女の子が一人前にエプロンをつけて、一生懸命テーブルの調味料を整理してたりコップをもってきてくれたりするのを見てると非常に和みます(*´▽`*)
意外に女性のひとり客が多いのも注目。
ラーメン屋さんにありがちな「店主と弟子&青年マンガ山積み&男性ひとり客がカウンター横並び」みたいな構図はないぶん「女性でも気軽に入りやすいラーメン屋さん」という印象を受けました。
「駅前」という立地上、万人受けする店構えの方が確実にいいだろうし、実際お客は絶えなかったので、常連さんも結構いらっしゃるようですね。
ダーリンも非常に気に入ってたし、ぜひリピしたいと思うです。
つけ麺 中華そば 酔華
住所:鎌ヶ谷市鎌ヶ谷1-8-1
駅コンコース3F-C号
TEL:047-441-2220
営業時間:(平日・土)11:00〜23:00
(金)11:00〜25:00
(日・祝)11:00〜21:00
L.O.閉店30分前
最寄駅:新京成線鎌ヶ谷大仏駅コンコース内
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