宿の写真撮りすぎ。
(1)出発〜水沢うどん(岩戸屋)〜水澤寺(水澤観音)
(3)夜〜群馬ガラス工芸美術館〜帰宅
宿に到着したのは3時前。
お宿はまだチェックインのお時間ではなかったものの、宿の前にいたおじさんが快く荷物を預かってくださり、そのまま伊香保探索をすることとなりました。
幸いこの日は春一番の日で、まるで春のような暖かさ!
まさにお散歩日和です。
石段沿いは民芸品っぽいお店が多く、女子の雑貨ゴコロを刺激します♪
石段からの眺めも最高ですよ!
かと思うと射的のお店とかもあって、冬でなければ「宿でチェックイン後に浴衣姿で射的」な人とかもいるんでしょうな。
まずは石段の最上に位置する伊香保神社へお参りしました。
こちらの神社は医療の神様であるとともに、縁結び・安産のご利益があるらしい。
何となく絵馬を見てたら「ぉ金持ちと結婚できますょぅに(はぁと)」みたいな絵馬があって軽く鬱(´・ω・`)
更に奥へ向かいます。
奥に飲泉所があるらしい。
テクテク歩くことしばし、「伊香保温泉飲泉所」と書かれた渋い東屋を発見しました。
温泉の成分が見事に結晶した茶色の台には、アルミのコップがふたつ。
左が「温泉」で右が「水」が出る筒らしい。
早速左の筒から勢いよく出るお湯をコップに取り、ひとくちすすります。
「!!!!!!!!」(←口が利けない)
ま、まずい(´・ω・`)まずすぎる(´・ω・`)
例えるなら、ぬるい鉄入りの水……
隣に水が出る口が直結なのは、そのせいか!
と慌てて水を飲もうとしたら、後ろにいたカップルが水をのんびり飲んでいて、しばし身悶える実里さんでした(´・ω・`)
オイラとバニーちゃんは蒼白になって「まずい」を連呼したわけですが、緋女ちゃんだけはひとり涼しい顔。
「彼女が飲んだのは水じゃないか」という我々の疑惑を払拭すべく、改めて緋女ちゃんは「温泉」の筒からお湯を取ってゴクゴクと飲み干しましたΣ(´д`ノ)ノ
そういや、前にみんなで辛いラーメン屋行ったとき、ひとりで激辛ラーメン食べてケロっとしてましたよこの人。
きっと彼女は味覚の許容範囲が恐ろしく広いのでしょう。
その先にあった源泉をざくっと眺めつつ、帰り道にあった喫茶店で休憩することに。
オサレな和風インテリアのお店は、どうやら温泉旅館の一部らしく。
ステキな眺めの中、美肌茶など頂きました。
うーんまったり。
その後、石段を下りきって関所跡の微妙さに言葉をなくし、旧ハワイ王国公使別邸では建物の老朽化と案内パネルの素朴さに複雑な気持ちになり。
ひととおり石段の周りは巡ったので、改めてチェックインです。
本日のお宿は、石段から程近い老舗旅館「横手館」さん。
夕暮れ、ほんのり薄暗くなった小道からの宿の佇まいもまたオツなもの。
ほんとはライトアップされたとことかも撮りたかったんですが、いくら春一番が吹いた日とはいえやっぱり寒かったんで断念(´・ω・`)
チェックインすると梅昆布茶が出されて、これがまた美味しい。
やがて担当の仲居さんがやってきて、館内の案内をしつつ、お部屋まで連れて行ってくれました。
本日のお部屋は、別館の「ぼたん」。
木造の本館も憧れましたが、本館は客室内に水回りがない部屋がある、ということで惜しくも断念しました。
平成6年築の比較的新しい建物だし、3人ひと部屋だからか、かなり広めでキレイなお部屋♪
建物の端のお部屋だったから窓が2面あって、うち1面からはこんな眺めでした。
早速お風呂お風呂。
大浴場は男湯の「月光の湯」と女湯の「折鶴の湯」の2つがあります。
ただし、深夜0時に男湯女湯が入れ替わるので、翌朝入ればどっちのお風呂も入れます。
(無料で貸切風呂も使えたのですが、今回は見送りました)
我々は女3人ゆえ、わりとおしゃべりしながら湯船に浸かっていましたが、見てるとわりと「若い女子ひとり」というお客さんが多かったような。
やっぱりカポーで来るのかねぇ。
お風呂は、飲泉所のオエーな体験を思い出させる香り漂う、伊香保温泉の「黄金の湯」でございました。
その後、いよいよお楽しみの夕飯。
みんなで「旅館のお夕飯は多いからねぇ」と、石段途中で売ってた「焼き饅頭」も無視してきたほど気合が入っておりました。
今回のプランでは「ダイニングプラン」ということで、ダイニングでお酒を飲みながら特選上州牛や旬の食材を使った会席料理を頂きます。
ダイニングは和洋折衷の内装で、なかなかオサレ。
まずは、群馬の酒蔵「誉国光」日本酒ベース梅酒で乾杯♪
(写真撮り損ねたので、楽天アフィリエイトの画像置いときます)
誉国光 梅酒 1800ml
ロックで戴きましたが、飲みやすく非常に美味しい!
後でお土産に買って帰るか非常に悩みましたが「まだ飲んでない甘いお酒の瓶が家に山盛り」ということを思い出し、思いとどまりましたとさ(´・ω・`)
テーブルには凝ったメニューが置いてあって、お料理が途切れるたびに3人でのぞきこんでました。
(左)【前菜】
いなりずし、はじかみ、車海老、サーモン蓮根挟み、ローストビーフ、芹松の実和え
※ローストビーフは上州牛。
(右)【造里】
本日のお造り、二点盛り
※群馬産ギンヒカリ(にじます)などが使われているそうな。
【御椀】鯛赤飯むし うすくず仕立て、山葵
※赤飯が鯛でくるまれ蒸されてる。
【焼物】鰆 野菜あんかけ
※鰆(さわら)は塩焼、上から野菜入りあんがかかってる
【中皿】海老しんじょう、青ト(ししとう)、まいたけ、レモン、割ソース
※海老をつぶし真丈にし、パン粉をつけて揚げたものとか。
上に載った☆型のパプリカがプリチー。
【炊合】大根含め煮、ぶり、春菊、梅人参、ゆず
※出汁で含め煮されていた大根の煮加減がすばらしい。
当たり前だがオイラが作る大根の煮物と雲泥の差(´・ω・`)
【強肴】上州牛ステーキハーブ野菜添え
※群馬産上州牛ということで、今回のメイン食材ですな。
この焼き加減がまたちょうどよくて、やわらかジューシーな上州牛を堪能ですよ(*´▽`*)
【食事】茶漬めし・香の物
※お茶漬け仕立てのごはんです。
既にこの頃ゲップ感著しい(´・ω・`)
【水菓子】季節のデザート盛り合せ
「水菓子」というからてっきり果物かと戦々恐々(注:実里さんはバラ科のフレッシュ果物アレルギー)していたが、意外や果物はプリンの上に載っていたイチゴのみ。
アイスとプリンは何とか美味しく戴けましたが、手前のチョコケーキが結構なボリゥム…
結局ひとくち食べただけで終了です(´・ω・`)オイシカッタンダヨ
(注:残りは同行者が美味しく以下略)
【オマケ】
夕飯も終わろうという頃、給仕してくれていた担当の仲居さんが「バレンタインディですので」とこの小さな紙包みをくれました。
中身は小さなチョコレートが3つ。
こういうささやかな気配りは嬉しいですね(*´▽`*)
(3)に続く
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