千葉県の特産品の展示即売をやってる、ちっちゃいお店です。
ぶらりとやってきた実里さんとダーリン。
ふと、店先にあった真っ赤な焼き物に目がとまる。
それは、以前「ぶらり途中下車の旅」で見かけた「真朱焼」のコーナーでした。
テレビで見て以来、ちょこちょこと見かけてはダーリンが気にしていたのがこの「真朱焼」。
鮮やかな朱色に心惹かれるものがある、とかで。
今回も「気になるんだけどねぇ」と言いながら通り過ぎかけたところ、店員さんが声を掛けてきた。
「新しいお品はもう出ませんので、もうあるだけですよ」。
えっ。
てことは、ここで買わないと、もう二度と手に入らないかもしれないのか!
という訳で、比較的お安めだったぐい呑みを購入しました。
1,500円也。

帰宅後、調べてみた。
訃報!! 千葉県伝統工芸家/日展作家 陶芸家三橋英作先生 急逝!
(「気まぐれ天狗と真朱焼」様)
真朱焼の千葉県伝統工芸作家で、日展陶芸家の陶芸家三橋英作先生が、2008年9月29日千葉県展の打合せ及び準備のための出先において、急に具合が悪くなられて急逝されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
!!!!!
………お亡くなりになられていたのですね。
そりゃ「新しいお品はもう出ません」よね。
「真朱焼」はこの方おひとりにしか作れなかったようだし。
そうなると、こちらは遺作になるのですね。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。
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