と、スラヴァさんというカウンターテナーの歌手が出ていた。
カウンターテナー、というのは、裏声でアルトからメゾソプラノくらいの歌を歌える男性歌手のこと。
「もののけ姫」の米良美一さん、と言えば、だいたい想像つきますかね?
余談ですが、不思議な衣装で女声ばりの高音域を堂々と歌い上げる岡本知高さんは「ソプラニスタ」です。
「ソプラニスタ」というのは、いろいろ調べてみたところ、世間一般の見解としては「カウンターテナーよりも高い音域(=ソプラノ)を歌える男性歌手」のことを指す模様。
話が逸れた。
で、私はぼけーっと別のことをしながらテレビの音だけ聞いてたんですが、そのカウンターテナーのスラヴァさんが歌い始めた曲に耳がダンボ。
それは、透明で悲しいまでに美しい祈りの調べ「Ave Maria」でした。
あまりに綺麗だったので、慌ててパソコンで片っ端からメジャーな「Ave Maria」の音源を聞きまくり、ようやくそれが「カッチーニのアヴェ・マリア」だということを発見する。
SLAVA『アヴェ・マリア(カッチーニ)』
↑楽天ダウンロードのサイトに試聴があるので、興味がある方はどうぞ。
Ave Maria。
「めでたしマリア」とでも訳しますかな。
カトリック教会のラテン語祈祷文で、イエス・キリストを身籠った処女マリアを称える内容。
非常に多くの作曲家が作曲してます。
メジャーどころはグノー、ブルックナー、アルカデルト、シューベルトなどなど。
ちなみにシューベルトのは、ほんとは「エレンの歌」という歌曲集のうちの1曲。
歌詞もラテン語祈祷文ではなく、乙女エレンが父のためにマリアに祈る、というドイツ語の歌詞になってます。
なので、他のものとは同列に扱っちゃいかんような気がするですが。
今回検索してみてわかったのだが、今回の「カッチーニ」さんのは近年かなりメジャーになってたのね。
あまりに綺麗だったので、とりあえずスラヴァさんのをダウンロードで購入してみました。
クリスマスは終わったけれど、気に入った曲だしこれからちょこちょこパソコンで聴いてます(*´▽`*)
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もう起きれません(笑)
スラヴァさんは、今回初めて知ったお名前でした。
それから、岡本さんは実は好きでして…。CD集めちゃおうかな〜と考えて…そのままなんですが。
(↑これはどのへんの世代まで通じるんだろ?)
岡本さんは、最近CDもたくさん出てますね。
少し前には、「学校へ行こう」の宮崎学園男子合唱部の助っ人としても見かけました。
歌の力もさることながら、個人的にはやはりあの衣装が気になって気になって(笑)