本日は、千葉ニュータウンに最近できた「シネリーブル千葉ニュータウン」に行ってきました。
すぐ脇にある巨大な「ジョイフル本田」はたびたび足を運んでいたのですが、その隣にできたのが、10スクリーンを擁したシネコン、「シネリーブル千葉ニュータウン」。
先にチケットを購入し、待ち時間にジョイフルでお買い物をして、いざ映画館へ。
成田の「成田HUMAXシネマズ8」なんかもそうなんだが、郊外のシネコンってすごく人が少ない気がする。
今日の「あらしのよるに」も比較的メジャーなものかと思ったんだけど、結局20人くらいしかいなかったもんなぁ。
まずは、ネタバレ少なめの感想。
嵐の夜、偶然同じ小屋で雨宿りをしたヤギのメイとオオカミのガブとの間に生まれた友情。
けれどそれは、互いの仲間には歓迎されざるものだった・・・・・・
言ってみれば「動物版ロミオとジュリエット」ですね。
ガブもメイも、お互いのことをすごく思いやっているのがよくわかって、ほのぼの。
あれだけの友情を育むことができたら素敵だね(*´▽`*)
映像もすごく綺麗でしたよ。
最近のアニメは、背景もすごく綺麗になったよねぇ。
無論、キャラクターもそう。
ヤギのメイが、すごくふわふわしててさわり心地よさそうだったなぁ。
ガブでなくても「おいしそう♪」と思っちゃうかも(笑)
「あらしのよるに」とは関係のないところで、予告について。
やっぱりアニメ映画の予告だけあって、みんな子供向け映画の予告なのよね。
ワンピースとかケロロ軍曹&かいけつゾロリとかドラえもんとか。
あ、しいて言えば「最終兵器彼女」がやや年長向け?
個人的に気になったのは、ピー助の「ピューイ」という鳴き声を、声優さんが文字通り「ピューイ」と鳴いていたことれす(´・ω・`)
で、かなりネタバレ入れての感想。
一番ハラハラしたのは、雪山で力尽きかけたメイがガブに「わたしを食べて、わたしの分まで生きてください」と頼むところ。
「まさか、テーマは自己犠牲? しかもカニバリズム(人肉じゃないが)?」
とか思ってしまったけれど、よかったよガブがメイを食べなくて。
それどころか、メイのためにオオカミの追手の中に、不利を承知で飛び込んでいくとは、なんて友情に篤い奴なんだガブ(ノД`)
中盤の「満月」が霧で見られなかった、というのは、ラストの伏線だったんだねー。
雪崩でガブが記憶をなくしていたのは驚いたけど、「嵐の夜に出会わなければよかった!」というメイの叫びが鍵になって記憶を取り戻して、ほんとよかったよ。゜(゚´Д`゚)゜。
・・・・・・それにしても、これって友情なんでせうか?
友情にしては「わたし、ガブと話していると、嫌なことみんな忘れちゃうんですよ(*´▽`*)」って何やら恋心のやうな。
メイもふわふわもこもこしてて、あんまり男の子っぽくないしなぁ。
ダーリン曰く「メイを女の子にしちゃったら完全に恋愛ものになっちゃって、客層を選ぶじゃない」。
ふむ。確かに一理ありますな。
他のお客さんはほとんど子供連れ。
恋愛メインじゃやっぱダメか。
【レビューの最新記事】
メイをガブと同じ目線で見ていて、美味しそうに感じてしまったのは…実は私です(笑)
見ていると、メイってちょっとわがままなんじゃ?と思うシーンも私はありました。
どことは言いませんが。
それに比べるとガブって…なんて友情に熱いのか!(笑)
監督の杉井氏がコメントしていたのを読んだんですが、たとえガブとメイが男同士に見えても、それは構わないんだそうです。
勿論男女の恋愛に捕らえてもいいんだと思います。
椎名さんがレビューで褒めてたのもあって、見てきましたよ。
メイのわがまま! それはきっとあの場面ね・・・
ガブは気を遣ってたのに、メイったら(´・ω・`)
命をかけられるくらいの思い、となると、むしろ友情より愛情なような気もしてしまうんですが、どちらにせよ、それだけの思いを持てる相手と出会えたあのふたりはきっと幸せですよね(*´▽`*)