京成大久保にできた2店めのニューオープン店。
前日行った「○は(まるは)」はここの1階にあります。
ここからちょっと駅寄りには、極狭店舗面積の「たいふう」が鎮座。
【参考】
2008年10月06日 らーめん処○は (まるは)
2007年06月26日 ラーメンたいふう
ちょっとしたラーメン(つけ麺?)横町ですな。
さて。
いざ食すべく、店の前までやってきた我々を迎えたのは、ケモノ臭。
ケモノ臭?
え、「魚介系豚骨つけ麺」って聞きましたが…
今時、ただの豚骨ラーメン屋だってここまでケモノ臭ありませんよ。
そんな壮絶なケモノ臭が、店の中に入る前から臭ってる訳です。
ちょっと怯んだものの、なぜか傘立てに女物折り畳み傘が4本も並んでるのを見て、意を決して入店。
お店は食券式で、40代くらいの夫婦ふたりでやってるっぽい。
ラーメンもやってますが、最初だし、「つけ麺専門店」というからには「新背脂魚介豚骨つけ麺」(800円)をオーダーです。
前述の女物の折り畳み傘の持ち主は、一番奥にいた5人くらいの若い女の子達のグループ。
どうやら我々よりちょっと前に入店したばかりらしく、我々のオーダーの後に彼女達のオーダー品が入れ違いに出て行きました。
我々の分は、それから待つこと10分程度。
残念ながら私の座った席が逆光だったためと携帯カメラなので写真がちょっとわかりづらいなり。
つけ汁の具は、トロトロチャーシューとネギ、メンマ、あとなぜかユズ。
スープの上には、ドレッシングのオイルのように分離した脂が薄く広がってますΣ(゜д゜lll)
しかし、いざ麺をつけてすすってみると、意外にも最初に感じたのがダシ感。
「あら、意外にダシ♪」と思いつつ食べ進めていったのはよいのですが、次第に主張が強くなる豚骨(´・ω・`)
そして、しみじみと脂が多い。
麺を長くつけ汁につけておいたら味が濃くなったので、日本蕎麦の要領で下の方だけ汁をつけてすすったところ、予想以上に脂しかついてこなくて愕然としました。
つけ汁はこまめに攪拌すべし。
そして、中盤を過ぎた頃には撃沈(´・ω・`)
やはり、入店前から漂っていたケモノ臭は伊達じゃない。
脂モノがあまり得意でない実里さんは、後半になってくるとダシの味が全く感じられず、麺3分の1くらいを残して見事に玉砕しますた(´・ω・`)
麺は、平打ちでモチモチツルツルしてて、非常に食感が好みだったんですがねー。
如何せん脂が(´・ω・`)
入店時にいた5人組女子、結局我々が出るまで腰を上げませんでしたが、彼女達は大丈夫だったんだろうか…
但し。
この味、「脂大スキ!」な方にはかなりウケがよい。
具体的にはうちのダーリン。
満足げに特盛りつけ麺を食べ切り、実里さんの残りの麺も食べ切り、更にはスープ割りもキレイに平らげ、かなり満足げでした。
麺の量がそれほど多くはありませんが、ダシ系好き・豚骨系も好き、な人には一粒で二度美味しい感じでいいみたいです。
味の系統としては、1階で営業している「○は」よりは、すぐ近くで豚つけそばをウリにしてる「たいふう」と競合する感じね。
デフォルトの麺は少なめに見えて、多少割高感はありますが、「大盛り無料」なので、コストパフォーマンスは悪くないのかなぁ。
コッテリなつけ汁の味でだいぶお腹一杯になるのもまた事実。
結論:ダシよりケモノ臭。
(ケモノ臭はもうごめんだよぉ。・゜・(ノд`)・゜・。)
脂っこい味が苦手な人は、確実にやめたほうがよいです。
実里さんは帰り道「黒烏龍茶」買って帰りましたが、翌日自分がケモノ臭くなってることに気づいてまた愕然(´・ω・`)
ありえないくらいケモノ臭くなります。
外の看板です。
書かれている文言は、こんな感じ。
「今日から俺は」の麺は、極太平打ち麺に、鰹、鰯、鯖をきかせた醤油だれ、豚のげんこつからとり出した濃厚なスープ、甘味のある背脂を合わせたつけ麺です。
身体の髄までケモノ臭にどっぷり浸ることを厭わないツワモノな方にオススメなお店でしたとさ。
今日から俺は
習志野市大久保1-16-18 プラザグレミオ2F
TEL:047-473-7317
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜スープ切れで終了
定休日:無休?
最寄駅:京成大久保駅から徒歩5分
駐車場:たぶんなし
【2010.09追記】
2010年7月で閉店されたようです。
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