ようやく2日目に突入。
朝起きてみると、ありえないほどに2日目は快晴!
前日のチェックイン後の写真と比べると、お部屋からの光景も全然違います。
【参考:チェックイン直後の写真】
朝は早めに6時半から。
朝ごはんはお宿の和食ビュッフェです。
これがまた、和風のお惣菜が山盛り!
オイラの朝ごはんはあまりに貧相だったので、ダーリンの取ったごはんの写真を拝借。
洋風のおかずは確かに少なめでしたが、和食のおかずで充分でございます。
朝からたっぷりお食事を頂き、チェックアウト。
またもや送迎のライトバンでトロッコ電車の駅まで送ってくれました。
ステキです宇奈月グランドホテル。
トロッコ電車こと「黒部峡谷鉄道」の宇奈月駅です。
地鉄(富山地方鉄道)の駅より立派な気がします。
建物脇のコインロッカーに大きな荷物は預け、身軽な状態でトロッコに乗り込みます。
コインロッカーの脇辺りには記念撮影用のトロッコ模型なんかもあったり。
ホームです。
行先案内板にもトロッコの絵。カワイイ!
トロッコ。
普通車両はこんな感じ。
見事な吹き抜けっぷりです。
人が乗ると、こんな感じ。
我々が乗った便は早朝(始発から2本目)なので人が少なく、見事なスッカスカっぷりですが、団体さんがコレに乗ってると、見事な鈴なりの様相を呈します。
これで峡谷の間を走るんですから、冷静に考えたら結構デンジャラス。
出発。
おおおおお。
ものすごいパノラマ超絶美観!
もうひとつ。
ものすごく寒い。
(注:8月です)
まぁ、座席から見てもこんな有様ですから、風通しがいいなんてレベルじゃない。
トンネルを40個くらい通るのですが、そのたびに風が吹き込んで寒いの何の。
一応雨が降ったときに備えて雨合羽を持っていたので上着代わりに着込んでいたのですが、それでも寒かったー…
日が当たる場所に来るとわざわざ日に当たりに行ってたもんなぁ。
それと、やたら蛾が入ってくる(´・ω・`)
虫キライな人はお気をつけて。
終点・欅平までの所要時間、約80分。
ようやく欅平に着きました!
改札を出てすぐ、帰りのきっぷを買います。
帰りはパノラマ車を取ったので、パノラマ車両券を別途購入。
このトロッコ電車の切符なんですけどね。
黒部峡谷鉄道のサイト内で購入方法について案内してるんですが「旅行代理店各社の窓口で、乗車日の前日正午までお申し込み頂けます」と書いてあるので聞きに行ったら、どこの窓口でも「締切を過ぎてます」って断られた件(´・ω・`)
「関東で聞くからダメなのかな」と思って、前日の富山駅(朝11時頃)に地鉄のカウンターで聞いたらやっぱり「締切(略)」って言われたよ・゚・(つД`)・゚・
仕方なく、宿泊先の宇奈月グランドホテルに聞いたら「翌日の行きの切符だけなら前日の18時までに申し込んで頂ければ代行でお取りします」との回答。
そんな訳で、希望の時間の席が取れるか結構心配だったのですが、蓋を開けてみたら朝の列車はガラガラだったし、帰りの便もあっさり取れたし、朝イチで出て午前中に戻る分にはそんなに心配しなくていいのかも。
ま、ホントは2週間くらい前に旅行代理店経由で取ってればよかったんでしょうが、2週間前だとまだ宿すら決まってなかったもんなぁ。
ていうか、黒部峡谷鉄道はサイトの表記を直すべきだと思います(´・ω・`)
駅の改札を出てすぐのところには売店と軽食コーナーがあります。
実里さんはここでコーヒーを・ダーリンは山菜そばを頂きました。
コーヒーは黒部の名水を使っているそうで、まろやかな味わい♪
駅舎を出てすぐのところに撮影スポットと思しき場所と、ビジターセンターがありました。
写真の奥の建物がビジターセンター。
このビジターセンターは8月末日をもって取り壊されると言うことを事前に聞いていたので早速行ってみたのですが、中身は説明ビデオを上映する小さなホールがひとつだけ&周囲に説明パネルがちょろちょろ貼ってあるだけというわりと素朴な作りをしてまして…まぁその、取り壊すのも道理かな、と思ったわけでありました。
と、ビジターセンターの脇に「かおり風景100選」の案内板発見。
以前アロマテラピーをちょろっとかじった時、テキストの後ろに「かおり風景100選」が載っていて、千葉は「誕生寺の線香と磯風」とかの微妙チョイスだったことは記憶にあったのですが、そうかここも選ばれてましたか。
以下は環境省のサイト内「かおり風景100選」から抜粋。
34 黒部峡谷の原生林
日本最大級のV字谷である黒部峡谷一帯では、カエデ(町木)類、イワウチワ(町花)、ブナ、ナラなどの原生林が生育し、豊かな緑のかおりに恵まれ、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車で堪能することができる。また、黒部峡谷は国立公園に指定され、清流黒部川の水は、下流で黒部川扇状地湧水群として「全国名水百選」に選定されている。
という訳で深呼吸すーはー。
確かに、息を深く吸い込むと、爽やかな緑の香りが感じられました。
あっという間に帰りの列車の時間。
黒部峡谷鉄道のサイトには「周辺の散策には1〜2時間おとりください」と書いてありましたが、やっぱり45分じゃ全然足りなかったねぇ(´・ω・`)
という訳で、帰りの列車は「パノラマ客車」です。
天井がアクリル板?になっていて、天候に関係なくパノラマな風景を見られる、というのがウリ。
もっと混んでるかと思ったら、我々が乗った車両は最後までカップルがもう一組乗ってただけでした。
帰りは朝に比べて雲が出てきました。
山が雲に隠れてます。
ちなみに、宇奈月駅の標高は224m、欅平の標高は599mだそうな。
千葉県で一番高い山、愛宕山が408mですから、千葉県に比べたら雲に近くて道理です。
4に続く。