住所:富山県富山市太田口通り1-1-7
TEL:076-423-0502
営業時間:11:00〜20:00(L.O.19:45)
休日:水曜(水曜が祝祭日の場合は翌日)
ダーリンとふたり、富山へちょっくら旅をしてまいりました。
そちらの旅行記はこちらから↓
富山・宇奈月旅行(1)
で、この記事では1日目のお昼に食した富山のご当地ラーメン「富山ブラック」の話を別立てでお送りいたします。
富山ブラック。
ご存じない方も多いでしょう。
何でも終戦後の肉体労働者の方々のお弁当のおかずになるような、というのがそもそもの起源のようです。
【参考】Wikipedia「富山ブラック」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
しょうゆを濃くしたからスープの色も黒くなり、「ブラック」という名前につながるのね。
なんやかやで麺好きの我々です。
せっかくご当地ラーメンのあるエリアならば行かねば損。
それに、何といっても我々は「竹岡式ラーメン」という真っ黒スープのご当地ラーメンを持つエリアに生まれ育ってるから、きっと「富山ブラック」も大丈夫!
(H20.03.09の記事「梅乃家(竹岡式)」参照)
という訳で、「富山ブラック」発祥の地という「西町大喜本店」へ足を運ぶこととなりました。
ガイドブックを頼りに、大通りから1本入った路地(パチンコ屋の先)へ入ると、やっと発見。
のぼりと暖簾がなかったらスルーしそうなくらい、ラーメン屋らしくない店の入り口をくぐると、中には縦長のカウンターが壁に沿って2列ありました。
メニューは
中華そば 小(並)700円
中華そば 大 1,000円
中華そば 特大 1,400円
生玉子 50円
と、非常にシンプルです。
実里さんは小を、ダーリンは大をオーダー。
しばらくして登場したのがこのラーメン。
写真は、実里さんの「小」です。
あれ、なんか思ってたよりは黒くない。
早速いただきます。
麺はちょっと固めな感じ。
だけど、スープとの絡み具合を考えたら多少固めなくらいがヨシ。
具は、メンマとチャーシューの細切れと刻みネギが乗ってます。
あとは、パッと見てわかるくらいに胡椒がたっぷり。
食べてみたら、メンマがめちゃめちゃしょっぱいΣ(゜д゜lll)
チャーシューの塩気はそこまでではないものの、やや固め?
でも、わりとしょっぱめ(´・ω・`)
汁。
………言わずもがな(泣)
単独で飲み干すのはかなり至難の業。
レンゲがついていないのは「飲めるようなスープじゃないですよ」という警告か。
あんなに乗っていた胡椒も、食べてみると醤油の強さの前にほとんど感じなくなってたり。
最初の頃こそ「そんなにしょっぱくないよねー」なんて言ってましたが、後半になるとかなり辛味が厳しくなってきます。
それでも何とか麺は食べ終わり(チャーシューとメンマはごめんなさいしました)、お店を後にしました(´・ω・`)
まぁ、まずくはないがリピするほどではないかなぁ。
さて、話はここでは終わらない。
その後。富山駅前をちょろちょろ廻っていたのですが、なんか気持ち悪い。
何だか脳みそがクラクラして、ちょっとした眩暈っぽいのです。
「体調悪いのかなぁ」と思いながらヨボヨボ歩いていたのですが、ダーリンも同様に眩暈チックな状態になっていることが発覚。
実里さんひとりだけならまだしもダーリンもダメージ、となると、単なる個人の体調不良ではなくもっと外部的要因(たとえばあの「塩分」)が何らかのダメージを体に与えた、ということになる。
「富山ブラック」に含まれる塩分量が房州人の限界値を超えてしまったんでせうか。
竹岡式も、他のエリアの人には拒否される場合が多いんで、このへんは「地域ごとの味覚の違い」もあるんだと思うのですが。
とりあえず、我々の中では「味はさておき体が拒否する味」として「富山ブラック」の名は刻まれたのでした(´・ω・`)