2005年12月08日

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻
J. K. ローリング J. K. Rowling 松岡 佑子

静山社 2004-09-01
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発売後1年以上経って、ようやく読了ですよ。


こんなにかかったのは、ひとえに「図書館で借りる」という暴挙に出たからで。
いや、だって上下セットで4,000円もするって言われたらΣ(゜д゜lll)

昨年の10月半ばの予約時に「66週間後」と言われてはいましたが、それより多少は早かろう、と思ってたのですよ。
実際は約60週間。
ちょびっとだけ早かったですね(´・ω・`)

図書館で2冊セットの袋をもらって納得。
こりゃー確かに時間がかかるわけだ。
まして「図書館で借りる」で済ませる人が、熱烈なハリポタファンな筈がない。
つまり、一気に読み終えて返却する人はそれほどいなかろう、という話さ。

先週の金曜にもらって、昨夜ようやく上下読了。
最近本を読むスピード遅くなった気がするなり(´・ω・`)

5巻。
4巻の悲劇的な結末を引きずるように、暗めな出だし。
5巻では、終始ハリーはイライラしっ放し。
「日刊預言者新聞」ではさんざん叩かれ、ようやくホグワーツに戻れても、友達ですら距離を置く有様。
しかも魔法大臣ファッジの部下、アンブリッジがホグワーツにやってきて、ホグワーツとハリーをがんがん締め付ける。
試験勉強は大変だし、「例のあの人」は気になるし、と、イライラしたくなる気持ちもわからなくはないのですが、今回の話は全体的に重苦しく感じましたな。
トドメは、ハリーの心の支えだった人が命を落としてしまうし。
物語はそれほど進まず、何だか「イライラハリーどよーん」の印象で終始する巻になってしまいました。

どちらかというと今回は布石の巻、ということになるのかな。
たくさんの仲間と魔法の練習をするグループ「DA」の結成。
ハリーが毎年バーノン家に戻らなければならない理由。
スネイプがハリーに粘着する理由。
(ほとんどトラウマだよな、あれは)
ハリーと「例のあの人」の因縁。

その他印象に残ったもの。

チョウとの淡い恋の一部始終もねぇ。
鈍感も甚だしいよハリー(´・ω・`)
ハーマイオニーは男の子を手玉に取ってて、今更ハリーと云々ってことはなさそうだし、そうなると次の候補は新キャラ・ルーナか?

ウィーズリーの双子がかっこよかったですよ。
あんな退場の仕方されたら、確かにホグワーツじゃ伝説になるだろうな。

何気に、スネイプ先生の評価が私の中では上がりつつあるかも。
一人称「我輩」はどうかと思うが。
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posted by 実里 at 18:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | 更新情報をチェックする
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