早速開封。

実里さんは、大学卒業後就職した会社に今日まで居座っているため、記載されている項目は
・20歳〜22歳:国民年金
・22歳〜現在:今の会社の厚生年金
と、非常にわかりやすい感じです。
というわけで、特に実里さんの年金には記載漏れはありませんでした、マル。
……と言いたいところですが、ここで問題。
上の写真の赤の四角で囲った部分。
数字が上下二段に書かれ、上段が29、下段は30となってます。
わかりにくいのですが、調べてみたところ、上段は国民年金の納入扱いになっている月数・下段は国民年金の加入月数の模様。
ということは、ワタクシの国民年金には1ヶ月だけ未納期間がある、ということ。
更に視線をその左に転ずると、「納入扱い」になっている29ヶ月の内訳が「納付済月数」が5、「全額免除月数」が24となっていることがわかる。
さて、十数年前の記憶を掘り返してみました。
確か、当時「収入のない学生に国民年金払えだなんて」と半ば踏み倒し気味だったところで「学生の免除制度がある」と聞き、慌てて手続きしたのです。
その制度を知ったのがかなり遅く、免除制度が適用できなかった月数のうち、納付期限内だった分は納付した(たぶんこれが「納付済月数」の「5」)ものの、加入当初までは遡れなかった(たぶんこれが未納分)ことと、「免除制度で払わなかった分は後から追納もでき、追納しない場合はもらえる年金がちょっと減る」という説明を受けた記憶は確かにある。
で、現在へ話を戻す。
どうやらその「追納」ができるのは、10年以内だったらしい。
既にワタクシの年はミソジをとうに過ぎ、気づけば追納は不可能。
そして、1ヶ月の未納分も、今更納付はできない模様。
(そこが追納できるんだったら、十数年前の学生免除制度申請時にとっくに精算してるわな)
ネットで検索すると、実里さんと同様に免除申請をした人の多くにはちゃんと10年目の期限前に「追納の期限が迫ってますよ」という社会保険庁からの手紙が届いていたようなのだが、そんなの来てたっけ???
さすがに社会保険庁からの手紙なら、見落とすなんてことないはずなんだけどなぁ。
その頃、ちょうど何度か引越しを繰り返していた時期だったし、事によったら転送がうまくいかなかったのかしらん?
まぁ、仮に届いていたとしても推定40万円前後の大金を追納したかどうかは怪しいですが。
とりあえず「年金記録の記載漏れはない」ということだけはわかりましたが、なんかビミョーに釈然としない事実も判明し、なんか複雑れす(´・ω・`)
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私も同じく複雑な思いになりました(笑)
年金制度はもともと複雑だった上、杜撰な管理体制だったことが、ここまで混乱した理由でしょうかね。
果たして我々が年金をきちんと貰えるかどうかも微妙だし、いろいろ釈然としない気持ちになって当たり前なのかもしれません…